以前、「代謝」について書きましたが、有酸素運動は長く代謝が続けられるので、ダイエットなどにいいと言われます。そのほかの面でも体にいいとも言われ、最近では多くの人がウォーキングやジョギングに取り組んでいます。
有酸素運動は、読んで字のごとく酸素を使っての活動であるため、酸素を取り込む肺の呼吸機能や酸素を運ぶ心臓の循環機能や血液の流れが適切であることが必要であり、有酸素運動によってそれらの器官を刺激することによって、その機能が高めることが出来ます。だから、高血圧・糖尿病・高脂血症・心筋梗塞など生活習慣病の予防にも有酸素運動がいいと言われます。逆に、喫煙は、酸素摂取能力を低下させるので逆効果になります。タバコに含まれる一酸化炭素が酸素を運搬するヘモグロビンと結合してしまうので、酸素摂取能力が低下し、息切れしたりするのです。
また、運動をしている人は、気温への皮膚温の反応時間が早いそうです。つまり、気温の変化などの環境変化に適応しやすいということです。そして、発汗能力も高まります。汗は気化熱によって体温を下げる体温調節機能です。そして、汗は体に必要な塩化ナトリウム(塩分)も一緒に排出してしまいますが、よく運動をしている人の汗には排出される塩化ナトリウムが少なくなるのだそうです。また、運動をすると、基礎代謝そのものも高まるので、寒さに対する耐性も強くなります。つまり、運動をすることは暑さ寒さへの適応力も高めるということです。
先日も書きましたが、駅伝大会における散ドラ諸君のタイムの伸び悩みは、こうした代謝能力にもあるのではないかと、個人的には思っています。昔は、子どもは風の子と言いましたが、年がら年中、外を飛び回っていた昔の子どもは、代謝能力が高く、寒さにも強かったのだと思います。ゲームもいいけど、みんな風の中に飛び出して、もっと体を鍛えたいですね!
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今日のジョグ
は、気分が乗らずお休み。。
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