ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母の愛

2012年01月16日 | 母子関係の確立
植物は、自らに備わったメカニズムで寒さを乗り切っていきます。
人も同じように様々な困難に遭いますが、それを乗り切る力の源は「母の愛」です。
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子どもは、母の愛をたくさん受け、その愛をエネルギーにして、
次第に、外の世界に興味を持っていきます。
子どもは、少しずつ子どもの群れに入って行きます。
少しずつ、少しずつ、行っては母の所に戻りを繰り返していきます。
「遊んでは振り返り、ふとした時に戻って来てくれる子どもの姿が、
私の自信にもつながる一日になりました。」
子どもは、親との距離を少しずつ伸ばしていきます。
振り返りは「親の確認」です。「愛」の確認です。
不安になったら安全基地である親の元に戻ってきます。
愛を充電したら冒険に出ていきます。
その繰り返しが子の自立に向かいます。
それは、親の元にいるから出来るのです。
保育所では出来ません。頼るべき親がいないからです。
我が子との「絆」は親子の時間が作ります。
今しか出来ない母子の育み「共育」を楽しんでください。
子も親も共に育つことが大切です。
昔は、子どもは子どもの社会がありました。
今はほとんどありません。
親子で育ちあいながら絆を深めていきましょう。




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わが子を溺愛するな!!

2012年01月02日 | 母子関係の確立
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あなたは、わが子を溺愛し、わが子の奴隷になっていませんか!!
わが子の意のままに手足となっていませんか!!
溺愛されて育った子は、他者とのコミュニケーション能力にかけたり信頼関係を築けません。
親に溺愛され親に依存して育つと親に過大な要求をします。
それが満たされないと暴力をふるうようになる。

その防止には、乳幼児期から赤ちゃんのやる気を育てることである。
親が手を掛けすぎず、わが子の内なる育つ力を信じることである。
早い月齢に座らせるのはよくない。
寝返りをして、ハイハイして、自分で座るようになるまで待たなければいけない。
ハイハイするためには、うつ伏せにさせなければいけない。
赤ちゃんだけをうつ伏せにするのではなく、親もうつ伏せになり
赤ちゃんの顔の前であやしてあげたり、話しかけ遊んであげてください。
赤ちゃん一人だけでうつ伏せにされると親が見えないので不安になり泣きます。
この泣くのを「わが子は泣くからうつ伏せが嫌い」と思い込んでしまいます。
それが赤ちゃんの正常な発達を妨げます。
うつ伏せは、四つ足歩行の準備です。

3歳くらいから自分のことは自分でするように導いていくことが大切です。
5歳頃には自分のことは自分で出来るように躾けることが自立につながる。
乳幼児期から親は、子どもの奴隷にならないようにしなければならない。
何でも先回りしたり、親の都合で手を掛けすぎないことである。
わが子の育つ力を信じて支えてあげてください。
必要な時には、助けたり誉めてあげてください。
いい子に育っていきますよ。




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肌の触れあい

2011年12月04日 | 母子関係の確立
愛着を育む上でもっとも大切なことは、授乳と抱っこである。
アメリカの心理学者ハーロウは、赤毛ザルを使った実験で子ザルに、
柔らかい布で作った『クロスマザー』と、
針金で作った『ワイヤーマザー』を与えたのです。

形を同じようにミルクを出るような構造にした時、赤毛ザルの子
供はみな、肌触りのよいクロスマザーに寄り付き愛着を示した。
母親から離されると育たず死んでしまう。
母親との愛着が育たなかった猿は、友達や仲間、恋人などの人間関係が築けない。
重大な欠陥が生じてしまったんですね。

2歳以下の乳幼児には母親からのスキンシップや心からの愛が欠かせない。
「抱く」「撫でる」がわが子の体や脳の発達を促進する。
これが欠けると成長だけではなく情緒不安定になり、
将来取り返しがつかないことになる。

たくさん肌の触れあい、心のふれ合いをしてください。
わが子だけではなく、あなたも心地よい。
お互いが優しい気持ちになれます。

今からでも遅くはありません。
たくさんたくさんスキンシップをして上げてください。
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母子分離の悲劇

2011年11月23日 | 母子関係の確立
読者から母子分離について素晴らしいコメントがありましたので転載させていただきます。
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10年前の初めてのお産、「たまごクラブ」読んだり、母親学級行ったりしたなあ。
あの時は何もわからなかった。
自分の無知が悪いのだが、なんだかだまされたような気分。
大事なことはなにも教えてくれなかった。
ここのブログに出会えてうれしかったです。

なんとなく選んだ産院は母子別室で、身体が休めるからいいと言われてた。
お産が始まり、入院してすぐ、注射を打たれた。
それからすごい勢いで痛みがきて、パーンと破水して、それはもうジェットコースターに乗ってるようだった。
赤ちゃんが生まれて少し対面したら、別室に連れて行かれた。
本能ですごく悲しかった。身をはがされるような気もちがした。
この時から何か違うと感じ始めた。
授乳の時赤ちゃん、すごく泣いてた。
看護婦さんが「この子はすごく泣いてるのよ」と言っていたな。
今思うとせつない。ごめんね。退院してからは母乳が出なくて大変だった。
当たり前にできると思ってたことができなくて辛かった。
辛くて、幸せ感がなくて、それがまた辛かった。

二人目は反省を踏まえ、理想のお産ができた。
母子同室で促進剤や切開なしで自然なお産をした。
産後、すべてがスムーズだった。

二人の子供どちらも差はなく、愛おしいことはまちがいないが、悲しいことに、上の子とは添い寝の相性が悪い。下の子とは一緒に寝ていて疲れないのだ。

声を大にして言いたい。今起こってる問題は、母子隔離から始まっていると。
産院はミルクメーカーからお金をもらっているのか、だから別室を推奨してるのかと思ってしまう。
小さい時から保育園に預けてしまうというのもどうかと思うし、
それを推奨してるかのような国もどうかと思うし、不妊治療もどうかと思う。もっと自然に生きられないものか。子どもは母を求め、母も子といたいと思うのが自然なのではないか。
それが妨げられられたり、そう思えないのって何?

動物も母子を分離すると子育てを放棄するという。
人間も同じだと身をもって思う。
放棄までいかないにしても、母子の関係はスムーズでなくなるような気がする。

これから産む人、絶対、産まれてからすぐ乳吸わせて、一緒にいてね。
それと産湯で体の油を落としすぎないようにね。
自然と本能を信じてください。
大変な時もあるけどそれは乗り切れる。
一緒に過ごすのは、お金を稼ぐより大事なことです。
しつこいようだけど、そのためにも母子同室でスタートをきることは最重要だと思います。
  ***********
素晴らしいコメントをありがとうございます。
爺も全く同じ考えです。
全ての医療従事者がこのことを知って欲しい。
そうすれば日本は変わる。
少子化は防げる。
国よ変われ。
厚生労働省の役人どもの頭は悪すぎる。
小役人は、圧力団体のいいなりだ。
国を変えるのは我々国民です。
国会議員、公務員などには変えられません。
選挙や利権が絡んでいるからです。
皆素直になれ。
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生後一ヶ月で働きに行くな

2011年06月22日 | 母子関係の確立
今、石垣島への出発前の関西空港で本日のブログを書いています。
このところ気になっているというか「怒っている」ことを書きます。
Up
(コマチマンネングサの花)
「新生児を預けて働きに行くな」
愚かな父親がうれしそうに「父親の育休」を楽しんでいるなどというブログを見ると
怒りが湧いてくる。
生後一月に満たない嬰児を置いて働きに行くという気持ちが爺には理解できない。
怒りが湧いてくれる。
どのような事情があるにせよ。生後数ヶ月までは、赤ちゃんといることを優先して欲しい。
産後、母になった親はわが子と離れることを、本来は「不安」に思うはずである。

新生児は母親といることが大切で「母性」もそこから育まれる。
産まれながらに母性を持っている親がいる反面、母性を持っていない親もいる。
持っていない親は、その育てらた「生育歴」の中に親から幼児期に愛されていないことが影響していると思われる。

一ヶ月の子の気持ちを考えたことがあるのだろうか!!!
赤ちゃんは、片時も母親から離れていたいと思ったことはない。
ほ乳類は、母から乳をもらって初めて生きていけるのである。
従って、父親が育休をとって生後一ヶ月の赤ちゃんを育てるということは暴挙である。

国や自治体は、ただ闇雲に「父親の育児休暇」の推進を進めるだけではなく、正しい育児休暇の取り方を教えなければならない。

母親が子育てに専念するために「育児休暇」があるはずです。
赤ちゃんと親は「分離」不可能な関係である。
母子分離は「暴力」である。

国は、妊婦に対して正しい教育をすべきである。
正しい「教育」があれば、このような「暴挙」をする夫婦が無くなります。
父親が「育休」をとるなら、母子の関係が構築された後である。
早期の母子分離は、将来、その子が成長して大きな「禍根」を残す。
後から悔いても始まりません。同じ子を「産みなおし」は不可能です。
親は、我が子に与えた、その禍根を我が身を持って償わなければいけません。
このような親は、自らが我が子に与えた「禍根」「罪」を「他人」のせいにする。
嘆かわしい。
即刻、やめろ。
赤ちゃんの悲しみを考えると爺は悲しい。




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親の愛と神の子

2010年08月02日 | 母子関係の確立
赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。
母親に対する絶対的信頼感を構築します。
母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。
その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。
ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。
不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。

絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。
近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。
育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。
大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。
今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!
育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。
親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しています。
ワークライフバランス、保育所待機児ゼロなどという愚策を煽るのではなく、
安心して産み育てることが可能な施策を、国や政治屋は考えなければいけない。

子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。
犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。
金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。
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子どもは全て「神の子」である。
親が作ったものではない。
傲慢さを棄てて「愛」を持って生きよう。




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ひきこもりは子育てに問題あり

2010年07月24日 | 母子関係の確立
今朝も爽やかな涼風が吹き抜け爽やかでした。
朝は霧がかかり太陽が霞んでいます。
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この霞が、植物や人を元気にしてくれます。
人間は、自然の中で暮らしてこそ初めて人間らしく生きられます。
子育てもそうです。
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人間の持ち得る本能で子育てが出来れば悩み苦しむことがない。
親の子育てが本能的でなければ、子どもの将来に大きな禍根を残します。
親の子育ての失敗が「ひきこもり」を誘発し、その結果に親が苦しみます。
自分の子育ての失敗を「棚に上げ」子どものせいにしたり他者のせいにする。

今朝の朝刊にあった「ひきこもりになったきっかけ」を読んで笑ってしまった。
○ 職場になじめない 23.7%
○ 病気 23.7%
○ 就職活動が上手くいかなかった 20.3%
○ 不登校(小中高)11.9%
○ 人間関係がうまくいかなかった 11.9%
等々。全て自己責任ではなく「他者」のせいにする。困ったやつらだ。

この人達は、ある意味で犠牲者です。
育てられ方に問題があったのです。
今こそ、子育てを他人任せではなく、「腹」をくくってやろうよ。
過保護・過干渉ではなく、わが子が自立できるように!!!
女性としての「女性愛」ではなく、母としての「母性愛」で育ててください。
「密着子育て」をしてください。
おっぱい子育てがベストですが人工乳でも密着して授乳してあげることでカバーできます。
お母さんからのコメントです。
*********
母乳育児を続けてよかったと思う点、たくさんあります。
高熱が出てもおっぱいを飲んでいたから脱水にならなかった・・・同感です!
何度「おっぱいあげててよかった~」と思ったかわかりません。
他にも、授乳時に飲みにくそうにしたり息継ぎをしたりすると、
鼻づまり(風邪のひき始め)に早く気づけたりもしました。
くわえる口の中が熱かったり、抱いている身体のほてりを感じて
夜間の急な発熱に気づけたりもしました。
普段より頻度が上がったり、時間が長かったりすると
身体だけでなく、心のほうの調子が悪いのかな?とか。
自分の体がつらくなかったとは言いませんが、
本当に、母乳育児を続けてよかったと、心から思っています!!
*************
親は、わが子を守るものです。
子は親に守られ「愛」をもらい、 様々な体験を成し遂げていくことで 「心」が強くなります。
親は子どもが自立していく「心の孵化器」です。
母親の「第二の子宮」が母親の「愛」です。

わが子を引きこもりや、心の病に冒されないように真正面から真剣に「腹をくくって」取り組んでください。
子育てにマニュアルはない。
わが子の出すサインを受け取り応えればいい。
「愛」に裏打ちされた「本能」をもって「密着子育て」をしてください。
それは一人一人違います。
あなたのお子さんに合ったものは世界でただ一つ。

新聞・テレビを見ない読まない。 いい子に育てるためには、無駄な情報に振り回されないこと!!!!
子育ては、必ず「結果」がでます。
どのような結果がでても、それは親の責任。
後悔しない子育てをしてください。






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新生児のベビーカーはやめて

2010年05月06日 | 母子関係の確立
里山の田んぼの畦に咲いていました。
小さな花です。
Photo

オウギカズラ シソ科 キランソウ属
山地の林下などに生える多年草です。
高さは8~20センチ。葉は対生し、五角状心形、葉柄があり、縁には波状の鋸歯が数個ある。
茎の上部の葉腋に数個の唇形花を付けます。
花冠は淡紫色で細長い筒部があり、長さ2.5センチほど。花期は4~5月。本州~九州に幅広く分布しています。
Up

以前から困ったことだと思っていました。
新生児期、生後1ヶ月、2ヶ月の赤ちゃんをベビーカーに乗せている姿を見かけます。
皆さん疑問を感じませんか?
生まれたての赤ちゃんをベビーカーに乗せるのは持っての他です。
赤ちゃんは「母」に抱かれていなければなりません。
寝ている時以外は「抱かれ」ていることが、赤ちゃんの安心・やすらぎを与えます。
一番大切な時期です。
手抜きは禁物。
ベビーカーの振動などにあなたは疑問を感じませんか?
道路はでこぼこです。
不必要な振動を与える必要はありません。

そして、太陽の強い光に当てる必要はありません。
これからの季節は、道路の照り返しで暑くなります。
お願いです。
外出は控えてください。
どうしても外出するなら抱っこで出かけてください。
子育てに手抜きは禁物。
あなたの腕の中で愛と共に抱いてあげてください。







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身勝手な子育て

2010年01月13日 | 母子関係の確立
自分の狭い考え方で、我が子をがんじがらめにして苦しめている親が多い。
苦しめているのがわからず、自分が苦しい助けて!!!
わめき、悲しみ目が引きつっている親が多い。
人からいわれることに過剰反応し、我が子にあたる。
子どもは、恐怖を感じて心のバランスを崩す。
親は、それに反応しさらに子に当たる。
それを正当化し、私は悪くない。
子どもが悪い。と転嫁して自分を慰める。
愚かな親の典型である。
高齢の親によくあるケースです。
頭で子育てしようと考え、わけのわからん学者せんせ~~のマニュアル本にしがみつき
その通りにならないと悩み子に当たる。
子育ては頭でするものではありません。
親から備わった子育て力でするものです。
本はそれを補完してくれません。
まわりのお節介も子育て力をましません。

不幸な子育てをされた親は、その呪縛からなかなか逃れることができません。
いいサポーターに支えてもらっても力がつくまでには時間がかかります。
不幸な子育ては次の世代の子育てに影響する。

子育ては素直なこころで我が子と向き合わないとできません。
計算や打算は悲しい結末が待っています。

重ねて言う、今ではなく、10年先、20年先を見てすることである。

親の穏やかな心は、子どもの心も穏やかにする。
子どもの穏やかな心は、親の心を穏やかにする。




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親の気づきが子を幸せに

2009年12月12日 | 母子関係の確立

またまたうれしいメールがきましたので紹介させていただきます。
深夜のメールでした。
子育てや、仕事に関して深い考察をされています。
皆さんも我が心を見つめ直してください。
子育てのチャンスは何度もありません。
後悔のない子育てをしてください。
****************
新井様
今年も余すところ、あと20日…
一年が過ぎるのは、本当に早いものですね…(*^_^*)

今夜は子ども達と一緒に7時半に床に就いた為、
こんな時間に目が覚めてしまいました(^_^;)

スヤスヤ気持ち良さそうに寝息を立てている子ども達の寝顔を見ていると…
心も身体も 大きくなったなぁ…(*^_^*)と幸せな気持ちでいっぱいになります。

そして…今のこの生活があるのは、新井さんのおかげだ…と思い、
あらためて感謝の気持ちを伝えたくて、夜中にコソコソ起きだしてきました。
この写真は昨日の川での△◎の一連の遊び姿です。

 まず初めに、パワーショベルになりきり、溝に溜まった落ち葉を
「ウィーン、ウィーン」とかき集め~
Photo_2
 葉をひとつかみ川に落としたところ、
その流れ具合がが余程気に入ったのか・・・
小さな橋の上から、手ですくえるだけのいっぱいの葉を川へ投げ入れ、
しばらくその様子を眺めていました。

橋を隔てて葉が上流から下流へと流れ、
隠れたかと思うと又出てくる状況が面白いと感じたようです。
それを数回繰り返したかと思うと、
今度は持ってきた網ですくい取る~という遊び(これまた十数回!!!)へと発展していきました。
この一連の遊びでどれ程長い時間遊んだことでしょう(*^_^*)

子ども達は、自分の興味のあることは飽きることなく
何度も何度も繰り返しますよね~!!!
「 なんで?なんで??? 」 知りたがり屋の3歳児と一般によく言われますが、
まさしく今の△◎は探究心のかたまりのようです。

キラキラ輝く瞳で、次々いろんな発見をしていき、
身体いっぱいに喜びを表現してママに伝にきてくれる・・・
母親冥利につきるこの瞬間です。

このいきいきと動き回る△◎の姿を見ていて、
ふと脳裏によぎったことがあります。
もし、あのまま家族を犠牲にしてまでも
自分の夢を追いかけていたら・・・今のこの幸せな生活はなかったかも・・・

同時期に予備校で学び、看護師になった知人二人は、
今は『一生の職』は手に入れたものの、家族を失いました。
彼女達ははそれでも今の生活に満足していると誇らしげに語ります。
「一人でもじゅうぶん生きていける」と・・・

自分の意思を貫いた強い生き方のひとつかなぁ・・・と感じますが、
私にとっての『 家族 』は、なくてはならない大切な存在です。

それに気づかせてくれたのは、新井さんです。

△◎を出産後、新井さんから「外へ外へと目を向けすぎる。
外の世界に何かを求めてもなんにもならない。もっと内に目を向けるべき。」
と幾度となく、ご忠告を頂いたにもかかわらず、
当時の私は「私のどこがあかんっていうんやろう・・・???ちゃんと家事やって、子育てしてるのに・・・ 」と自分自身が全く見えていませんでした。
今まで子どもを3人育ててきて、おネエも小5、おニイ君小2、ジジョももうすぐ4歳・・・
ようやく落ち着いてきた時期に夢を追うことの憧ればかりが先走り~そして△◎の妊娠~出産後、
一年経てば保育所に預けて~また夢に向かって~と安易な考えでいた私は、
新井さんから見れば「愚かな奴・・・」と、
さぞや滑稽に映ったことでしょう・・・自分のおかれている状況ももわきまえず、
自分勝手に振る舞って~ 自然のあるがままの流れに逆らうと、
どんどん負の連鎖が重なり、
どん底へと落ちていく・・・そんな苦い経験を通して・・・立ち止り、
今の自分に気づき、反省し、家族に対して思いやりの心で接し、
日々繰り返される日常を精いっぱい生きているだけで、
なんだか色んなことがうまく廻り出している・・・こんな人として当然であるべき生き方が今までの私には欠けていました。 新井さんとの出会い、そして子ども達のおかげで、
ちょっとづつ成長できている情けな~い母親です(-。-)y
今後ともご指導よろしくお願いしま~す(*^_^*)
PS・・・今は・・・どんな職業よりも母親業って素晴らしい!!!って声を大にして叫べます!!!  
その瞬間、一日一日を大切に、母親業に命をかけてますっ(●^o^●)  
*****************?いい出会いをさせていただきました。
それぞれの出会いに感謝です。
ホームページ、ブログでお会いしてなどなど様々な出会いに毎日感謝しています。
これからも様々な出会いに期待し、日々精進します。




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うれしい報告メール

2009年11月16日 | 母子関係の確立
またまたうれしいメールです。
先日お産をされた母子が退院して、自宅に戻られました。
その報告です。
いつもながらうれしい。
*************
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金曜日、母子ともに元気に退院いたしました。
5日ぶりにあーちゃんと再会しました。玄関で号泣して迎えられました。それまで周りも本人もママという言葉は出さずに過ごしました。我慢の糸が切れたかのように泣いて離れませんでした。とても不安な5日間を過ごしたのだと思います。よく我慢していい子で待っていてくれたと思いました。胸が熱くなりました。私もあーちゃんから離れたくありませんでした。
しばらくの抱擁の時間を過ごし、あーちゃんも落ち着くと、『赤ちゃんは』と気になったようです。お互いの小さな手を握って握手、『足は』と服をめくって覗いて見ています。その姿はとっても愛おしいです。『抱っこしてみる』と聞くと、『うん』と答えて、私の上にあーちゃん、あーちゃんの上に赤ちゃんと抱きました。あーちゃんはじっと見ていい子いい子しました。
おっぱいの時間になり、私のおっぱいも張っていて辛いので、これはちょうどいいと、まずはあーちゃんに吸ってもらいたく、お願いしたけれど、最初は飲むと言って近づいてきたけれど、吸ってくれませんでした(泣)。
赤ちゃん、お腹すいてるから、おっぱいあげてもいい?と聞くと、『赤ちゃんはおっぱいがごはんだもんね。』とすんなり了承してくれて、口の周りにこぼれたおっぱいをガーゼで拭いてくれたり、オムツを用意してくれたりと、お世話してくれます。
時々、『ママ!ママ!』と泣いて、抱っこしてもやり場のない葛藤と戦っているような…足をばたつかせたり、体を反り返してみたりすることがありますが、とにかく、そういうときは、あーちゃん優先にしたいようにさせています。
赤ちゃんも、お姉ちゃん優先でいいよと言うように、泣かないでおっぱいを待ってくれるので助かっています。
夜は昨日は満足に飲んで1時~7時まで寝ていました。おっぱいがキンキンになっていますが、たくさん飲んでくれるのでなんとかなっています。
じいちゃんばあちゃんは『ホントに泣かない子だね、少し泣かせた方が運動になるし、呼吸器も強くなるから、泣くのもいいんだけどね』と言いますが、聞こえないフリしています(笑)
そもそも、泣き声を聞いて、ほおっておけない性分です。

さて、名前が決まりました。
『◎◎颯人』
はやとです。
秋の風のようにさわやかで澄んだ男の子に。
パパが悩んだ末決めてくれました。
*************
上のお子さんの要求を先に満たしてあげることがとても大切です。
それが、第二子の子育てを楽しむための秘訣です。

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母と子の絆=お薦めの本

2009年07月08日 | 母子関係の確立

今日の花は
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ハマナス 花言葉
あなたの魅力にひかれます。美しい悲しみ、旅の楽しさ
ハマナスはバラ科の落葉低木。原産地は東アジアの温帯、亜熱帯。本州北部、北海道の海岸砂地に群生。季節は4~6月。花の色は、紅、紅紫、白。
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とても良い匂いがします。爺の大好きな花です。
花が終わると実がなります。
Photo_3

***********
お勧めの本を紹介させていただきます。
素晴らしい本です。ぜひ購読されるといいですよ。
爺もこの本で学ばせていただいています。
****************
母と子の絆ーその出発点をさぐる
宮本健作著
中公新書=998
第12章 眠り、泣き、微笑む乳幼児156p~157より
通常の赤ちゃんの微笑みは生後1週で現れるが、口辺のみに限局し、目を閉じて浅い睡眠に入ったときに与えた音に対して見られる。
この場合、音刺激として、ガラガラのおもちゃ、母親の高い調子の声などがよいとされている。
第2週になると、微笑みは口元から顔全体に広がり、第3週では目を開いているとき、やさしく何度か話かけてやると微笑むことがある。
さらに第4週に入ると、赤ちゃんはお母さんの目をじっと見つめてにっこり笑うようになる(ウォルフ、1963)
この「母と子の見つめあい」(眼と眼の交わり)はeye to eye contactといって、とくに赤ちゃんが乳房に手を添えながら懸命におっぱいを飲んでいるときに顕著に見られる。
この瞬間は母子間の相互作用を深め、<母子の絆>を形成し、それを強めるうえで非常に意義深い。
このとき、赤ちゃんはまばたきもせず、見つめている持続時間はお母さんが驚くほど長いから、母親は目をそらさないでやさしいまなざしで子どもの目をじっと見つめることが大切である。
生後3ヶ月ごろになると乳児は人を見るとニコッとほほえむ。このとき母親は、子どもが笑った笑ったと単に喜ぶばかりでなく、必ず子どもの目を見てにっこり微笑み返していただきたい。このような微笑みのやりとりが母子間のすばらしいコミュニケーションとなり、知的発達にも役立つ。
このころの子どもは「自分が笑うと、母親も微笑み返してくれる。声を出せば、母親が自分の方を向いて、ことばをかけてくれる」ということを学習し、母親を「特定の人」と認識して好きになる。子どもはおもちゃを振り回して無心に遊んでいるときにも、ときどき母親の方をチラッと見て母親の様子をうかがうような行動を示すことがある。このとき、母親は子どもに関心を示してやること、愛称を呼びかけ(聴覚刺激)、近づいて顔の表情を見せる(視覚刺激)頭を撫でて頬ずりする(触覚刺激)など、何らかの応答を示すことが望ましい。たとえば、母親と視線が合ったりすると、子どもの四肢の動作が急に活発になって声をあげてよこぶことがある。上述のような母親のしぐさの一つ一つが子どもにとって報酬効果をもつので、子どもの脳と身体の成長発達にとって極めて重要である。」
としている多くのことがこの文章の中にあります。
************
皆さん、出来れば妊娠中に読まれることをお勧めします。
母子の絆の大切さをご理解いただけたでしょうか。




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愛着を深める

2009年03月20日 | 母子関係の確立
赤ちゃんとお母さんとの愛着の大切さ。
愛着障がいとは、母とこの愛着不足から起きる、子どもの脳の未発達に起因します。
赤ちゃんの脳は、心拍、呼吸、食欲などを司る脳幹と、危険や不安を察知する扁桃体ができて生まれてきます。
その後の脳の発達は、子育てをしてくれる養育者と環境によって変わります。
泣いて不安を訴えたときに、授乳したりオムツを替えてくれたり、あやしてくれたりしないと、脳幹の感覚がコントロール出来なくなります。
また、養育者が赤ちゃんの出すサインに対して適切に応えてあげないと、扁桃体が興奮し、不安感が増大し生きるために発達させなければならない大脳が十分に育ちません。
このような養育環境にある子どもは、成長するに従って不安感、危機感をつのらせ他者を攻撃したり、傷つけたりするようになります。
また、自分を傷つけることで生きてることを確認します。
そのようなことにならないように、乳幼児期の愛着を大切にしましょうね。

愛着障がいは、早ければ早いほど快復します。
母子が肌と肌を触れあう、母の体のぬくもりを感じ、スキンシップを深める。
やさしいマッサージは効果的です。
これにより母子の気持ちが落ち着きます。
我が子を、心地よい環境にすることは、親も心地よくなります。



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赤ちゃんとのかかわり

2008年11月29日 | 母子関係の確立
赤ちゃんとの関わりについて
皆さん我が子が「泣いたとき」お母さんは抱き上げ、あやしてあげるのではないでしょうか。
赤ちゃんは「言葉の意味」をわからなくても、お母さんの優しい声かけで不安がやわらぎ安心します。
こうした関わりが、自分の欲求をお母さんに伝えることで「愛着」が育まれ、相互信頼の関係ができあがります。
親との関わりが薄い赤ちゃんは、自分の欲求をコントロールすることができず、不安感が起こり、イライラしたり、沈んだりと感情にムラが出てきます。
不安感や絶望感は成長過程で大きな問題を起こすことがあります。

我が子とより多くの関わりをもってください。
我が子との関わりがうまく出来ないときには、誰かに相談してください。

自分一人で抱え込まないでくださいね。
最初はだれでも、子育ては初心者です。

ポイントさえわかれば「楽しく」なります。
楽しくなると自然に「笑顔」がでます。
その「笑顔」が子育ての潤滑油です。


Img_0115
綺麗な瞳と穏やかな表情



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復職後、子育てのために退職

2008年10月08日 | 母子関係の確立
子どもが一歳になったので仕事に復職されたのですが、我が子の子育てのために退職された方のメールを紹介します。
赤ちゃんは、お母さんの就労を、自分の辛い気持ちをこらえて我慢していたのでしょうね。
子は、親の気持ちを考えて、よく我慢をします。
********************
こうしてメールするのも本当にご無沙汰しております。
4月から仕事復帰し、退職するまでのたった5ヶ月でしたが、まだ1歳5ヶ月の○○と私にとっては苦しい日々でした。

『すぐに慣れますよ』と言う託児所の保育士。確かに、2週間ほどして、預ける時には泣かなくなり、バイバイと手を振るようになりました。
一見、慣れたかの様な光景でしたが、これは、○○のあきらめであって、我慢。
胸が張り裂けるような気持ちで仕事に向かう毎日でした。甘える事ができずに、いい子でひたすら帰りを待つのです。
迎えに行くと、ママ~と言って泣き出す。すぐにおっぱいを欲しがる。どれだけの緊張と不安の中にいるのか。本当に、親の都合です。ごめんね。
おっぱいを吸ってもらう時間は私にとっての安心でもありました。
今までの生活とは一変。○○のストレスは、病気や、夜泣き、無意味な愚図り、等で現れました。子どもは本当に賢い。日に日に私の方が精神的に追い込まれましたね。
○○、今までの分、取り戻すぞ~!!
退職が決まってから、病気一つしませんでしたね。

今は気持ち晴れ晴れ。忙しいパパのサポートも強化され?(笑)、育児、家事に精を尽くす事に幸せを感じる日々であります。
    **************
これまでの分を早く取り戻してください。
でも焦らず、媚びずにのんびりと修正してくださいね。
応援しています。



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