写真はわが家の近くの夜明けの瞬間です。
これから陽が昇り、辺りを明るく照らしてくれます。
大好きな瞬間です。
子どもは、親の大きな期待を受けて誕生し、親の愛を受けて育ちます。
親の愛もそれぞれ違うように、子どももそれぞれ違いを持って生まれてきます。
時には、ハンディキャップを持って生まれてくる子もいます。
私はこれまで多くハンディキャップを持って生まれた赤ちゃんと係わってきました。
赤ちゃんと係わるということは、「親」と係わることです。
多くの親が、特に母親は自責の念にかられます。
育児の責任が母親一人に託されているのが現実です。
ハンディキャップを持っている赤ちゃんや子どもは、それをハンディキャップとは感じません。
むしろ「親」が感じています。
子どもはその子なりに成長します。
そして神がその子に与えてくれた能力を最大限に生かして成長していきます。しかし、親はなかなかそのハンディを認め、前向きに受け止めることが出来ません。時間がかかります。
あるがままを受け入れていくことからのスタートです。
最近は自閉症らしい症状のみられる子どもが増えています。
そのようなこどもたちの成育歴を聞いてみると、乳児期からテレビやビデオの前に寝かされて放置されていたり、あるいは抱き癖が付くと言われ、放置されていたり、夜更かしであったりします。
乳児期に心地よい思いを与えると、乳児の脳内でオキシトシンが産生されます。しかし、放置され心地よい思いを与えることができないと、オキシトシンが産生されず、脳がストレスホルモンによって傷害される可能性があります。
これは、自閉症とよく似ていますが「愛着」がかけていためにおこります。
親として他の子との違いを感じたら、早めに受診しましょう。
1~2歳の頃に、自閉症を疑われたら本当にそうか診察してもらことから始めましょう。
中にはビデオ・テレビを消して、本の読み聞かせをしてあげるだけで症状が改善する子もいます。
「発達障がい」という「障がい」と考えるのではなく、個性を持つ子どもと理解してください。
必要なのは我が子や周りの子どもの側に立って、子どもの心を離さないようにしてください。
そのためには周りの理解も必要です。個性を持った子どもたちの支援や理解をもって皆が健やかな子どもの成長をシェアしましょう。
親は我が子に自信をもってください。そして、子どもを信じることです。
すべての子どもは「無限の可能性」を秘めている宝物です。