ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

ベビーカー

2013年06月14日 | 日々の思い
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近頃の親は、月齢の浅い赤ちゃんをベビーカーに乗せる傾向がある。
その背景に潜んでいるのは、生活様式の変化にや学校での運動や遊びにあります。
背筋力の低下によって、赤ちゃんを長時間抱っこできないという理由。
また、外国メーカーやファッション性を重視したベビーカーを押す姿が「かっこいい」という幻想を妊娠中から抱いている等の理由による。
また、ベビーカーに乗せて自分は楽をするといった考え方もあるようだ。

ベビーカーは、ある意味では「便利」な道具でもありますが、危険も伴いなます。
赤ちゃんが前向きに座っていると、眼を見ることが出来ません。
話しかけても聞こえにくく、赤ちゃんの状態を感じ取ることも出来ません。
赤ちゃんは、ベビーカーによって親とのコミュニケーションを遮断され、これはある意味での「ネグレクト」である?
ベビーカーで泣いている赤ちゃんに、顔を近づけてあやしている姿をあまり見ません。
抱っこでは、泣いている赤ちゃんにはすぐにあやします。
だこやおんぶは、肌と肌の触れあいがあり、顔と顔、眼と眼を合わせ微笑みかけたり、話しかけ等をします。
これらの行為が赤ちゃんの心の安定につながります。

ベビーカーに乗って喜ぶのは一歳を過ぎてからである。
この頃になると乗りたがる。
小さな赤ちゃんをベビーカーに乗せるのは親の都合。
身体の都合や荷物が多いなどの理由で寝せる場合は、親に顔が向くのがいいです。
それがない場合には、時々顔をを見たり話しかけたり、抱っこをしてあげてください。
信号待ちなどでは、ベビーカーを車道に出すのではなく、親が腰をかがめて相手をしてあげてください。

一歳まではベビーカーを止めて抱っこおんぶを多用してください。
赤ちゃんは、親に抱かれることを望んでいます。
お母さんの優しさと温もりが欲しいのです。

ベビーカーは、特殊なケースを除いて必要ありません。
早いうちに「買わない」「乗せない」。「抱っこ」「おんぶ」を多用してください。
子育てにベビーカーを全く買わず、使わない親もいます。
ベビーカーは「ファション」ではありません。
ブランドも必要ありません。




コメント (1)
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