ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

間違っている!!市の5ヶ月健診

2007年08月28日 | 保健師の弊害
市の健診に行って保健師の間違った指導を、受けてこられた方の報告がありましたので書きました。
許せませんね。赤ちゃんとお母さんのために。
******************
市の健診に夫も含む3人で行ってきました。そこでは「離乳食は始めていますか?」と繰り返し聞かれました。「ここって5ヶ月健診なのに・・・」と思いつつ、出された離乳食の見本を食べている他のベビー達を見ていました。他にも、歯科衛生士サンのお話では、5ヶ月のベビーがセロリを舐めている写真を見せて、「こうする事で丈夫な歯になりますよ」みたいな説明がありました。6ヶ月までは母乳かミルクだけで…という話を聞いていた私達夫婦は「果汁もあげない時期に、生のセロリを舐めて大丈夫?果汁だって薄めてあげるのに・・・」と衝撃を受けました。
*****************
これでいいの?
このようなことを聞かされたらお母さんは罪悪感にとらわれますよね。
この方には、事前に離乳食については6ヶ月以降でできるだけ遅い時期で、赤ちゃんが欲しがる時から始めることをお知らせしました。厚生労働省も離乳食の手引きを改訂し、離乳食は6ヶ月以降からとしました。
すべての自治体にいっています。
それでも上記の様な指導がされています。強い怒りを覚えます。
5ヶ月で離乳食を始めていないお母さんはその日から自分を責めながら開始することになります。
子育てに熱心なお母さんは、素直に受け入れることでしょうね。

このお母さんのお子さんは体重が少し低いので、いろいろ指導されることや粉ミルクを勧められる可能性があることをお知らせしました。
「離乳食をまだしていないのですか」と責められても、「はい」といって笑ってごまかすことで、無知なアドバイスの犠牲にならなくてす。
さらに「セロリを舐めたら歯が丈夫になる」とんでもないことですね。
歯がためのつもりなのだろうか?

5ヶ月健診で離乳食の見本を赤ちゃんに食べさせるなんてとんでもない自治体ですね。
即刻止めるべきです。

今後この自治体に抗議をします。僕には許せません。

多くの自治体で、旧態然とした健診が今も行われているのです。
厚生労働省は、自治体を指導せよ。国の怠慢ある。


けしてすべてとは言いませんが、上記のような間違った指導が行われているのです。
「離乳食をはじめていますか」と聞いているのは5ヶ月健診ですから、中には4ヶ月の赤ちゃんもいます。6ヶ月以降から離乳食を始めましょうというのが国の基本方針です。

昔の保健婦は、助産婦が行っていたのでこそだてのことに熟知していました。
今の保健師は子育てを知らない人が多すぎます。
机上の知識やデータで指導しようとすることに問題がある。
とかく役人は問題点を指摘することを業務だと思っています。問題点をしてきされたお母さんは悲劇ですね。
自分勝手な判断で、健常児を異常があるから再健診を受けるように言ったりしています。
体重にしても、肥った子ややせた子、身長の高い子、低い子など様々です。
成長曲線の真ん中より上にいなければならないことはありません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 母子同室への戦い(その6) | トップ | 職場復帰で母乳をあきらめないで »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

保健師の弊害」カテゴリの最新記事