ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

おむつなし育児!!

2008年08月11日 | 子育ての悩み
昨日(8月10日)毎日新聞朝刊のくらしナビに「おむつなし育児」という記事が気になった。書いたのは中村美奈子記者である。
記事では、「赤ちゃんは、排泄前にサイン」タイミング逃さなければ簡単との見出しがありました。
さらに、「月齢低いうちに始めて」とあります。
これは、三砂ちづるさんが呼びかける「おむつなし育児」の実践である。

この研究では、排泄を通じて母子のコミュニケーションを深め、人間の生理を考えてもらうことで身体能力の高い子を育てるとしています。

記事中には「生後2ヶ月にもなると、赤ちゃんは排泄前に「サイン」を出す。
確かにその通りだと思います。
東南アジアの一部やアフリカでは、おむつをしません。母子が肌を密着することで、赤ちゃんの出すサインを読み取り排泄をさせるのです。
お母さんの衣服を濡らすのは「恥」だとされています。
そのサインとは、足をばたつかせる、声を出す、気張るなどである。
また、タイミングも重要です。
起きがけや朝、授乳後などがそのタイミングです。
それを読み取りことで可能になります。
上手くできた時には誉めて上げることも大切です。

しかし、危険なこともあります。
生後2ヶ月では、首も座っていません。危険ですのでやめてください。
 また「おまる」に赤ちゃんが自分でお座り出来るようになるまでは、一人で座らせることは止めてください。股関節や腰骨を傷めます。
必ず親が手で支えておまるでしてください。

記事には、それらのことが抜けていますので用心してください。
何事も鵜呑みは危険です。

出来なくても焦らずいきましょうね。
赤ちゃんが出す「サイン」を読み取ることが大切です。
それがあれば「ベビーサイン」などという資格ビジネスは全く必要ありません。
コミュニケーションや愛着不足の人がはまりやすい落とし穴ですね。ベビーサインは。
ベビーサインと「赤ちゃんが出すサイン」を誤解しないようにしてください。



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