ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

無痛分娩

2011年01月26日 | 妊娠の不安
またまた、妊婦を惑わす記事が掲載されていた。
2011/01/23日付け 神戸新聞 朝刊19面 子育て面
この記事は、配信記事でどこかの通信社が書いた記事だと思います。
怒りは覚えましたが、新聞社に抗議しても仕方が無いと思ったので放置していました。
コメントがありましたので紹介します。
「1123.PDF」をダウンロード
「無痛分娩進まぬ普及」
お産の痛みを麻酔で和らげる”無痛分娩”と呼ばれる出産法が進まない。出産の6割とされる米国をはじめ欧米では一般的だが、日本は2.6%と極端に少ないことが厚生労働省の発の調査で判明。背景には、医師不足や「痛みに耐えてこそ」という根強い意識もありそうだ。」とする書き出しで始まる記事である。
そして、2名のお産をした女性を紹介している。
こころない産科医が「お産の痛みは体を切られるレベルに近い。懲りて産みたくなくなる人もおり、無痛分娩は少子化対策になるかもしれない」と愚かなことをコメントしています。産婦に寄り添うことのない介助や産婦にたいする教育が出来ていないからではないだろうか。
産科医が不足し産科医が技術を取得する機会がないから普及しないとも書いている。

実施にはリスクもある。低血圧などの副作用が起きることもあるほか、出産時間が長くなるケースがあるとも書かれている。

無痛分娩とは「硬膜外麻酔」を使ってのお産である。
リスクはまだある。
無痛分娩では、収縮剤を使ったり、かん子・吸引分娩になる可能性が高まります。
麻酔により血管の抵抗が減少し、血圧が低下する場合があります。
血圧が過剰に低下すると、母体だけでなく赤ちゃんにも悪影響があります。

さらに、無痛分娩が子どもの自閉症や広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD、ADDの原因の一つとして、可能性などが考えられるといわれています。

母親の痛みや不安は無痛分娩で軽減されるかもしれません。赤ちゃんのことを考えているのでしょうか。
自己中心的ではないでしょうか。
赤ちゃんと同じように陣痛も大切にしたほうがよいのかもしれません。

ただ、身体的疾患や精神疾患などがあるお母さんには、無痛分娩は必要だと思います。




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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
出産の痛み、確かに痛かった!ことは覚えているけ... (ちか)
2011-01-27 09:03:37
出産の痛み、確かに痛かった!ことは覚えているけれど、たとえるならどんな痛み?て、よく聞く話題ですが、答えるのは難しいですよね。 正直、忘れてしまいました・・(笑)

パニックをおこしがちである、とか理由がないかぎり、わざわざ無痛でなくても、良いかな・・。くらいにぼんやり考えていましたが、いろいろと怖い可能性があるんですね。勉強になりました。
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ちかさんコメントありがとうございます。 (ひげ爺)
2011-01-27 09:53:49
ちかさんコメントありがとうございます。
お産は、生理的な現象です。
正常なお産では「医学」が介入しなくてもいいと思います。

現代人は、お産に適していない暮らしをしてます。
いいお産をするためには、いいお産が出来る「こころとからだ」をつくる必要があります。
返信する
今、妊娠5ヶ月の初妊婦です。 (ロキ)
2013-06-28 19:46:35
今、妊娠5ヶ月の初妊婦です。
無痛分娩か、自然分娩かほんとに今迷っていて、
こちらのブログにたどり着きました。
そうですよね、母親側の痛みを軽減…それはある意味自己中心的な考え方かもしれませんね。
実は3年前に28歳で乳癌を告知され、
手術や治療が済み妊娠許可をいただきまして今マタニティ生活を送っております。片胸しか機能しませんが、癌経験者とはいえ何不自由なく生活しておりますので、乳腺の主治医の先生にも自然分娩でも大丈夫とは言われましたが、手術、抗がん剤、放射線等を経験してきた自分の身体が本当に耐え得るのか、気持ちだけで乗り切れるのかどうか
実際のところ、出産未経験のためなんとも答えが出せていないのが現状です。
検診でお世話になっている産院が、ちょうど無痛分娩を扱っていて、無痛を勧められて揺れています。
それに周囲の心象も気になります…
年内には出産を迎えるので、最終的には結論を出すのは自分ですよね。。。
返信する
こんにちは! (しょうこ)
2013-06-30 14:19:14
こんにちは!
26日に出産終えたばかりの3児の母です。
今ようやくオッパイがたくさん出るようになりホッと一息ついたところなのでコメント書きますね。
陣痛って聞くと確かに未経験だととても怖い気がしますよね。でも三人目となると何故かその痛みが楽しみになるから不思議なものです。
最初に陣痛の痛みはどちらかというと、便をもようしたいのにトイレにいけず耐える痛みに似ています。
ちゃんと波があってほっとするときがあるのである意味快楽?も感じます(笑)

それがだんだん感覚が狭まってくるといよいよ出産になります。
今回私のときは陣痛が不規則で狭まるように旦那と一緒に散歩をしました。歩くと3ー5分感覚になるのに家で休むと5分、10分20分と空いてしまい今日のものにならないかなぁ~。なんておもっていました。
それでも子宮のあたりがモアモアしていて落ち着かない感じでしたが、そんな時息子ちゃんが爺ちゃんにジュース買ってもらったと振る舞いジュースを一口飲んだとたん、急に波がやって来て一瞬で子宮開いて「イタタタ…」そしてなんか出た!って気がしてすぐ助産院へ。着いてわずか3分で生まれてきました。
ひとそれぞれの出産ですが、もし可能であれば自然分娩がオススメですね。
痛い、辛いは幸せの裏返しです。
生まれてくるとそんなことで悩んでいたのかとちっぽけなものになりますよ。
それよりも育児の方が大変になりますからね…^_^
陣痛を感じた方か我が子に対しての愛着が濃いですよ!
お腹の赤ちゃんも生まれてくるために辛いの一緒に体験しているので、一身一体になってみるとても貴重な体験です。これは母になる人しかできない体験なので出産の不思議体験感じて頂けるとこれからの育児に役に立つと思いますよ!

ヒゲ爺、そちらは暑いですか?
今日は娘の運動会です。私は赤ちゃんといましか過ごせない穏やかな時間ですごしています。
横で眠っている娘に感謝と幸福感を味わっています。
今回助産院で産めた貴重な体験に本当に感謝です。
病院とはちがい普通の家で産むというこの感覚はこころを穏やかにさせてくれますし、ストレスをかんじません。そして患者ではなく、人として扱われることが本当に気分がいいです。
また、食事もとても野菜が多く、病院では必ず出す牛乳がありません。
普通の人から見たらとても質素に見えますがちゃんと母乳のことを考えてくれている食事なのだと深く感謝しています。おかげで峰不二子みたいなオッパイにはならず、順調に過ごしていますよ。
助産院においてある私の出産日記がおいてあるのですがここで出産されている方が3人目または4人というかたがざらにいるのにびっくりです。そして必ず最後にまたここで生みたい。と書いてあります。
良いお産された方はたくさんの出産していますね。
そして産ませてもらうのではなく自分で産むという気持でここで生む方がほとんどなので、みんな一生懸命運動されて元気な赤ちゃんが生まれまたここで掃除やご飯作りにこられているかたからもここで生むお母さんの赤ちゃんは頭の形がとてもいいですよ!と教えてくれました。
出産するに当たって母の心構えひとつで生まれてくる赤ちゃんの幸せが決まるのだなと思いました。
きっと人として自然に産ませてくれる助産院がいっぱいできたら少子化という言葉はなくなるのではと思いました。
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しょうこさん、おめでとうございます。 (ひげ爺)
2013-06-30 21:04:33
しょうこさん、おめでとうございます。
可愛い赤ちゃんでしょうね。
いつか写真を見せてください。
案ずるは産むが易しですね。
今回もたくさんの学びがあったことだと思います。
「母の心構え一つで生まれてくる赤ちゃんの幸せが決まる」まさにその通りです。
それを知っただけでもよかった。
あとは焦らずおっぱいを獲得してください。

いつか会えますように。
返信する
ロキさん、コメントありがとうございます。 (ひげ爺)
2013-06-30 21:12:59
ロキさん、コメントありがとうございます。
返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。
いろいろ考えたのですが、何がよくて、何が悪いというお産はありませんよ。
あなたの体のことを考えてあなた自信が出した結論が一番いいのです。

あなたの体に無理のないお産を考えてくださいね。
お腹の赤ちゃんを慈しみ共に考えて結論を出してあげてください。
いい先生に出会えてよかったですね。
あなたのお腹の中にいる赤ちゃんの子育ては始まっているのですよ。

応援しています。
また時々コメントしてくださいね。
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コメントありがとうございました。 (ロキ)
2013-07-01 18:44:45
コメントありがとうございました。
出産まであと5ヶ月あるので、もう少し考えてみようと思います。
自分自身は医療や薬のおかげで生かされている部分もありますが
子供にはできるだけ薬のリスクや副作用にさらしたくないとの思いもあります。
また、上記のしょうこさんの書き込みの中で、痛い辛いは幸せの裏返しとの言葉に母親としての強さ逞しさを教えていただき、
しっかりと母親になっていかなければと覚悟を持たせてもいただきました。ありがとうございます。
頑張りますね。
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