墨田区向島、東京スカイツリーのそばに本所総鎮守として崇敬を集め、明治時代には郷社に列格していた「牛島神社」はある。慈覚大師が貞観2年(860)創建。ご祭神は須佐之男命、天之穂日命、貞辰親王命である。由緒は慈覚大師が通りかかった時、老翁が「師わが為に一宇の神社を建立せよ、若し国土の悩乱あらば、首び牛頭を戴き、悪魔降伏の形相を現わして、天下の安全の守護たらん」と託宣したことから「牛御前」と改称した。正面に珍しい「三輪鳥居」がある。震災を免れた東都屈指の総桧権現造りの「社殿」は昔のままの姿を残している。「神楽殿」や狛犬のかわりの「狛牛」、「撫で牛」、包丁塚、「談洲楼焉馬の碑」がある。












