藤沢市西富にある時宗総本山「遊行寺」(清浄光寺)の「惣門」より「いろは坂」を上がる中程の左側に遊行寺(清浄光寺)の塔頭の筆頭である「眞浄院」がある。創建は遊行寺(清浄光寺)とほぼ同じ正中2年(1325)である。本尊は阿弥陀如来。真浄院は住職を本山役僧が務め、講中の宿泊所であった。歴代上人が法燈をつぎ本山に入山する時や遊行から帰ってきた際当院で宿泊されていた。物々しい鉄格子のような「表門」を潜ると「山門」があり、登龍山の山号を掲げる「山門」を抜けると白漆喰の塀の正面に彫刻が施された色鮮やかな「本堂」がある。左柱には「福寿聖観音」、右柱には「毘沙門天」札が掛けられている。(1605)
座間市栗原の座間近代乗馬クラブ前に「相模台クリニック」がリハビリ(作業療法)の一環として栽培管理している「バラ園」がある。350坪の土地に150種700本のバラが見事に咲き誇り見頃を迎えている。これだけ一斉に咲き揃うと見事というほかない。利用者が手掛けたその成果を見てもらおうと企画された5月恒例の「バラ祭」が本日(5/21)10時から始った。バラの季節が到来、ここ栗原地区の風物詩となっている「バラ祭」、園内は色とりどりの「バラ」が旬の輝きを魅せ特有の甘い香りを漂わせていた。開園を待ちかねるバラ愛好家、撮影者でいっぱいである。晴天に恵まれ開園となるや「バラ」に見惚れる人、切り花、手工芸品、クッキーを求める人で賑わっていた。バラは「花の女王」と言われるように種類の多さと言い、一輪々の形、花びらの形、大きさ、色合いといいなんと優雅で気品に満ち溢れている。まさに百花繚乱の光景である。一般開放は23日から27日迄。(1605)