相模原市南区麻溝に広がる市民のオアシスとなっている「相模原麻溝公園」の管理事務所横とあじさい順路の奥に白、紫、ピンク色の可愛らしい花をつける「クリスマスローズ」エリアがあり、いま100輪ほど咲いている。「クリスマスローズ」は花の少ない冬の季節を彩る庭花で花丈は20~30センチくらいで、寒さに耐えやがて来る春を待つかのように小首をかしげ、耳を澄ましているような花である。「追憶」、「私を忘れないで」、「私の不安を取り除いてください」、「慰め」、「スキャンダル」が花言葉のクリスマスローズ。花の秘歴や心の奥底の苦悩を訴えるかのように俯いて花弁を密やかに開く様子を現している。今年は例年に比し穏やかな日が続いているが、10日振りに開花は如何と訪れるとエリアの半分以上に紫、白、ピンクと白のクリスマスローズの花がどんどん開花していた。やっとクリスマスローズのシーズン到来となったようである。(2002)
小田急沿線から日本のシンボルであり名峰・霊峰の筆頭格「「富士山」を撮影できるのは一昨日から始まった「第22回 まつだ桜まつり」会場の「「松田山ハーブガーテン(西平畑公園)」の駐車場が撮影スポットで富士山の全景、裾野から山頂まではっきりと捉えられる。2013年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録され「富士山」と「河津桜」の大パノラマがうたい文句で「桜まつり」が開催されている。日本の山岳中、群を抜いた3776mという高さを誇る富士山は典型的なコニーデ式火山。いずれの方向・角度から眺めても円錐形の均整のとれた姿は美しく人々の目を楽しませ癒してくれる富士山。古記録では「福慈岳」とか他にも「不二山」もしくは「不尽山」呼んだ時もあるとか。今や富士山は日本はもちろん、外国からもこの山目当てに登山にやってくる世界の名峰には毎年は20万以上の人が登山する。今日は快晴、冠雪した美しい山頂までとらえることができた。(2002)
足柄上郡松田町松田惣領に早咲きの「河津桜の名所」「松田山(西平畑公園)」では2/8から「第22回 まつだ桜まつり」が始まった。松田山ハーブガーデン=西平畑公園会場の斜面に植栽された360本の早咲きの「河津桜」、今年は幾分開花が早いようであるが全体的にはまだ2~3分咲きあるが、日当たりのいい所では5分咲きの個体(木)もある。「梅に鶯」という諺がある。2つのものが調和している、仲がよくとてもお似合いだ、切っても切り離せないものという意味があるが、ウグイス(鶯)ではなく本当は「メジロ」である。春の訪れを、河津桜の開花を待ち侘びたように緑色をしたメジロが数羽なんとも忙しく花の甘い蜜を吸いに飛び回っている。メジロは花の蜜が大好きで梅、桜、サザンカ、椿と嘴を花粉で染めながら、花から花へ飛び回り蜜を吸う鳥である。「河津桜とメジロ」格好の被写体であるが警戒心強く一か所に長く留まってくれない。辛抱強くシャッターチャンス到来を待つ。その他ムクドリらも盛んに蜜を吸っている。(2002)