府中市南町に多摩川の是政緑地に隣接した自然多き場所に14hという広大な敷地に府中の自然、地形、風土の特色を表現した建築物を含む森全体が一体となった「野外博物館」はある。公園は四季の花が咲き乱れ、水辺や池に休息にやってくる多くのバードウォッチングもできる。今、「郷土の森公園」の「梅園」では2/1から「梅まつり」が開催されている。まつりも中盤を過ぎ約60種1100本の梅が個体のそれぞれの色、花姿で競演を繰り広げ佳境を迎えている。万葉集にも詠われ、古くから日本人に愛されてきた梅、それを観梅する人撮影する人で賑わっている。さすがに早咲きの「八重野梅」、「八重寒紅」、「冬至」、「白牡丹」は少なくなったが、中咲きの「白加賀」、「新茶青」、「月影」、「小梅」、「唐梅」、「思いのまま」、遅咲き「豊後」、「紅千鳥」、「小向」などまだ見頃となっている。新型コロナウイルス感染拡大している中、その防止のため2/22以降のイベントは中止となったようで残念である!!(2002)
相模原市緑区下九沢=塚場地区の鎮守「御嶽神社」は鎮座している。この神社は以前は「蔵王大権現」と呼ばれていたが、明治2年に「御嶽神社」と改称された。創建は応永元年(伝承)。応永年間(1394~1428)に「九沢山金泉寺」開山の源秀が勧請。祭神は日本武尊。鳥居を潜ると両脇に池がある。ひっそりとした参道を進むと「社務所」、「神楽殿」その奥正面に「本殿」がある。境内には「皇大神社」、「日枝神社」、「天満宮」が合祀されている。8月の例大祭では神奈川県指定無形民俗文化財、市登録無形民俗文化財となっている「獅子舞」が奉納され多くの人で大賑わいとなる。(2002)