クリスマスの今日(12/25)相模大野のボーノ相模大野1階の「ボーノ広場」において「元サーカス」のメンバー「嶋田トオルwith COMODO CHOIR」による「クリスマス・ゴスペル・ライブ2024」が午後6時から始まった。主催は相模大野駅周辺商店会連合会で平成16年から相模大野の街の魅力を伝えようと始められた相模大野のクリスマス一大イベントである。4時に「巨大なクリスマスツリー」が設置された広場の中央会場にはもうすでにたくさんの人が待機している。コロナのお陰で2021年までは中止を余儀なくされたが、一昨年より再開に続き今年は大人50名以上のパフォーマーが織りなす、壮大なゴスペルハーモニー、圧巻ハーモニーが響く屋外ライブ「クリスマス・ゴスペル・ライブ 2024」が最初のクリスマスソングがスタートした。ゴスペルはアメリカ発祥でアフリカの民族音楽と西洋の讃美歌が融合したといわれる宗教音楽である。大人数によるパワフルなハーモニー、美しいはもりの歌声が会場はもとより相模大野駅周辺へ響き渡っていた。(2412)
海老名中新田に甲府の武田家の家臣であった「今福家」より市に寄贈された土地で敷地面積は1400㎡もある「今福薬医門公園」(平成19年開園)はある。その屋敷跡に嘉永6年(1853)に建造された表門「薬医門」(桁行9尺、梁間5尺、切妻造桟瓦葺、総欅造)と弘化4年(1847)に建てられた3階建ての「文庫蔵」(切妻造桟瓦葺、外壁白漆喰=幕末期の富農が営んだ上質の土蔵として価値ある建物)が残されている。そして園内には池や井戸が配され歴代当主が植えた樹木が多くあり貴重な屋敷林となっている。その周りには薬草や珍種の草花など約220種類の草木が四季を彩り緑豊かな自然を創造している貴重な公園でミニオアシスとなっている。紅葉が終焉間近、今が旬のサザンカが咲き誇っている。(2412)
海老名市中新田に浄土宗関東十八檀林(=江戸幕府が定めた関東における浄土宗の僧の学問所)寺院「武州滝山大善寺」末寺、浄土宗寺院「龍池山増全寺」は鎮座している。嘉応元年(1169)、因公学円上人が開山。 開山当時は密教系寺院であった浄土宗へ改宗した。開基は鎌倉末期の領主「海老名源八衛広綱」、法名の無量院殿龍池増全大居士から山院寺号が付けられた。本尊は弥陀三尊、阿弥陀如来は江戸期初期から中期の作である。境内入口には岩船地蔵(享保4年=1719作)があり、飢餓に苦しむ村民の「延命地蔵」として祀られた。 当寺は相模七福神の一つに属し「福禄寿」を祀る。平成28年に「本堂」、「客殿」、「庫裏」を新築改修。境内には「関東大震災慰霊碑」、「水子地蔵尊」、が祀られている。幕末には寺子屋を開き札幌農学校(現在の北海道大学)創設の米国人・クラーク博士が残した名言 「Boys be ambitious」を「少年よ、大志を抱け」と訳した海老名出身の教育者・大島正健氏も学んだとされている。(2412)