相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

座間湧水の一つ不動池を有する「座間山心岩寺」

2018-05-05 21:15:16 | 寺院
座間市入谷に座間の地名とも関係がある臨済宗建長寺派寺院「座間山心岩寺」(座間=ざけんと読む)はある。山号と寺名は初め「久光山心願寺」、後に「座間山心巌寺」から江戸時代に現「座間山心岩寺」と改められた。座間7村の地頭「白井織部是房」(文明元年1469年没)が開基、白井氏の持仏堂を室町時代中期、建長第75世悦岩興惟禅師の法弟成英玉禅師が寛正元年(1461)開山、創建。本尊は釈迦如来立像(運慶作)。51号線座間入谷のもとピアゴ前にある。「寺号標」寺門から50mほど参道の先に「山門」が構えられている。山門を抜けると正面に「本堂」、右に「庫裏」がある。本堂左側に池中央に不動明王を安置する「不動池」がある。座間湧水の一つで「心岩寺湧水」にあたる。寺の東側台地に縄文時代中期の遺跡が分布し、南方約100mに鈴鹿横穴群があることなどから、先史時代からの生活用水であったと考えられる。根下の神井戸の水、谷戸山の水とあわせて「天水」とて入谷地区の水田の灌漑にも利用された。境内には「薬師堂」、「岩城常隆供養五輪塔」、「鐘楼」、弁天社がある。(1804)














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