相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸期は教育の場であった「秀珍山宝光禅寺」

2021-01-17 09:20:19 | 寺院
相模原上溝元町に福井県の「永平寺」、神奈川県の「總持寺」を本山とする曹洞宗の寺院「秀珍山宝光禅寺」はある。寺伝では天文年間(1532~1555)、当時地領での大石源左衛門定久が出家して真月斉道俊と称し娘の向西尼とともに上溝本郷に「向西庵」を結び修行、その後慶長年間に名主佐藤対馬が現在地に移し「宝光寺」とした。寺歴は500年。本尊は「釋迦牟尼佛」である。当寺は江戸時代には寺子屋を開くなど教育の場であった。「山門」(寺号標)を抜けると境内正面に入り母屋造りの大きな「本堂」、木が茂り静寂な寺域、手入れの行き届いた境内右手には「客殿」、庫裏、「鐘楼」、左手には聖徳太子碑、平和聖観音像、地蔵菩薩、上溝地区の片野湘雲(画家)、井上篤斉(医師)碑がある。(2101)
 
 
 
 
 


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