相鉄ホールディングス株式会社と株式会社相鉄アーバンクリエイツはこの度「横浜駅西口大改造構想」として官民で連携して、魅力あふれる都市を創造~2040年代完成実現を目指すと発表した。横浜駅西口は終戦後の1952年に相鉄グループが土地を取得して本格的な開発が始まった。以降、相鉄グループは1956年の「髙島屋ストア」と「横浜名品街」の開業を皮切りに、1973年に横浜駅西口に広がる全国屈指の大規模商業施設「相鉄ジョイナス」、開業、1988年に「相鉄ムービル」開業、1998年にシェラトンブランドを冠するホテル「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」など開業させ、様々な施設を開発・開業し、横浜駅西口は日本でも有数の繁華街へと成長した。しかし、開発着手からすでに70年余りが経過し安全性や機能性の面からも新しい時代のニーズに合わせた都市の再開発の必要性が高まってきたことから相鉄ホールディングス㈱と㈱相鉄アーバンクリエイツは2024年9/11、「横浜駅西口大改造構想」を発表し、横浜駅西口周辺の大規模な再開発の本格検討に着手すると公表した。横浜駅西口はターミナル性と繁華性を強みとして商業を中心に発展してきたが、街として商業や店舗に偏りがあることが課題でもある。相鉄グループは従来の魅力を活かし、働く、暮らす、遊ぶ、学ぶが交わる街へ進化させることを目指すものだという。加えて横浜駅の東西の連携や、臨海エリア、相鉄沿線などと連携した街づくりも想定している。本構想では、上位計画である「エキサイトよこはま22」を踏まえ、世界の人々から選ばれる国際競争力を持ったまちづくりを官民一体となって推進し、国際都市横浜の玄関口として、周辺地区と連携した新しい時代に相応しい、魅力的なまちづくりを目指すという。現在の横浜駅西口の魅力に「Wellーbeing=豊かさ」をプラスした“Well-Crossing”というコンセプトのもとまちづくりを進めるという。相鉄グループでは本構想を2040年代実現・完成を目指し、2020年代後半から相鉄ムービルの建て替え工事を開始する計画である。(2412)
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