相模太夫の旅録=Tabi Log

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小桜姫伝説で知られる「水上山龍源院」

2023-11-10 07:28:44 | 寺院
座間入谷に小桜姫伝説で知られる曹洞宗寺院「水上山龍源院」は鎮座している。渋谷高間が永享間(1429~41)に現在の富士山公園の西側の麓に建てられていた。渋谷高間の娘「小桜姫」が後妻に殺され、後妻の子「小柳姫」も同情し自殺。そのことを弔うため我が家を寺としたとも伝わる。創建は寛永2年(1461)、本尊は釈迦である。当初上野原清源院八世格雲守存を開山として寛正2年(1461)入谷丸山下に創建。その後弘治年間に現在地へ移転、天保年間(183)には寺子屋を開いていた。明治5年(1872)には座間小学校の前身「風牛学舎」があった事で知られる。当寺は「相模七福神」のうち「辨財天」である。このような歴史と由緒をもつ当寺の「「本堂」は90年前(1927)に建てられ老朽化により4年前に美麗な入り母屋づくりの「本堂」が落成した。以前は参道に梅の並木があったが本堂再築でなくなってしまった。かわりに本堂右横には枯山水庭が造られた。「山門」前には「寺号標」と「六地蔵」、広い境内には弁財天像が祭られている。庫裏の裏に「龍源水湧水」がある。(2311)
 
 
 
 


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