海老名市国分北に海老名の鎮守として、また春には境内の桜が美しい名所として親しまれている「弥生神社」はある。当社は明治42年国分の「八幡社」、上今泉の「比良神社」、柏ケ谷の「第六天社」、望地の「大綱神社」を合祀し、4地域の「氏神様」として創建。祭神は誉田別命、猿田彦命、高産霊命、日本武男命の4神を祀っている。社号の由来は御遷座が弥生の季節であり、万物全てが天地の恩恵を受け、栄え行く時であることから弥栄え行くようにと「弥生神社」と定めたようである。また境内には海老名の養蚕の名残をとどめる「蚕影神社」も祀っている。高台にある社殿からは海老名の街と丹沢の山並みが見渡すことができる眺望のよさである。(1605)














