相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

相模原市唯一の天満宮、当麻村の鎮守「当麻天満宮」初訪拝!!

2022-02-18 08:05:41 | 寺院
相模原市南区当麻、当麻市場地区に相模原市内唯一の天満宮で当麻村の鎮守の「当麻天満宮」は鎮座している。天満宮は「天神」、「天神さま」、「天神さん」とも呼ばれる。社名は天満神社、祭神の生前の名前から菅原神社、天神を祀ることから天神社、また鎮座地の地名を冠していることもある。主な天満宮は「北野天満宮」「太宰府天満宮」、「防府天満宮」、「弘前天満宮」がある。都内文京区の「湯島天満宮」は有名である。当宮は近江国旧三井寺座主妙音が延久5(1073)に世を逃れて当地に隠棲、「天満宮」を勧請し、更には「山王権現社」一宇を建立。江戸期には当麻村の鎮守として祀られ、明治期には村社に列格していた。当社には元別当寺だった「天満山明達院梅松寺」の本尊である不動明王像や古は「大日堂」にあった鎌倉後期の作の十一面観音菩薩坐像の懸仏が残されている。祭神は菅原道真公木座像。厚木城山線508号の「当麻市場」信号奥に鎮座している。「鳥居」から数十メートル参道を進むと右側に「拝殿」(奥に本殿)がある。境内には稲荷社が合祀されている。周りは昔ながらの家並みを残した住宅街で、路地の脇を小川が流れる。神社の裏手にも湧水箇所があり、古の風情と緑豊かな自然に恵まれた地で神域は静寂そのものである。紅梅が咲き始め境内を鮮やかに彩り始めていた。(2202)
 
 
 
 
 
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武相観音菩薩霊場札所の「大瀧山長徳寺」

2022-02-17 09:10:51 | 寺院
相模原市緑区大島に福井県の「永平寺」、神奈川県の「總持寺」を本山とする曹洞宗寺院「大瀧山長徳寺」は鎮座している。創建は天文2年(1533)、元武田家臣の鳳山良長和尚が北条との合戦で討死にした部下を供養・弔うため下大島崖下に小堂を建てのが興りで約500年の寺歴を有する古刹である。本尊は釈迦如来(釈迦牟尼佛)。朱塗りの四脚門形式の「山門」より入山すると目を惹くのが地蔵菩薩を頂上におくピラミッド型の墓碑「六十六部供養塔」、その前方に「鐘楼」、正面に十六羅漢、閻魔像、脱衣婆像、不動明王像等諸仏が祀る銅板本瓦葺き寄せ棟造り屋根、平入りの「本堂」、その右に「庫裡」の諸堂が建ち並んでいる。さらに広い境内は興味深い石仏がありまず「不動明王」、念仏講中の「徳本念仏供養塔」、「六地蔵」、「標石」、「秋葉山供養塔」「結界石(不許葷酒入山門)」、安西家の「西孤の墓」がある。また境内には樹齢100年以上の「さるすべり」、「くすの木」、「枝垂れ梅」がある。当寺は津久井の功雲寺末で「武相観音菩薩第26番札所」である。(2202)
 
 
 
 
 
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「相模田名民家資料館」と「田名大杉公園」と「田名子どもセンター」を訪撮!!

2022-02-17 07:58:08 | 公園・庭園
相模原市中央区田名に明治から昭和にかけての田名地域の養蚕農家の姿を伝える木造民家の「相模田名民家資料館」はある。古い民家が移築された際の木材を用いてできている木造2階建ての施設である。建物は当時の代表的な養蚕農家を移築再現し、2階は展示室として当時の養蚕文化、農村文化の資料を集め、1階は昔のかたりべの館として、さらに生涯学習の場として開放されている。田名はもともと水田がなく農家の90%が現金収入を求めて養蚕に携わっており製糸産業が盛んであった地である。これらの業績を後世に伝えるべく祖先が残した財産、三栗山の収益金を基金として「資料館」が建設された。「大杉公園」は田名小学校の前身である覚明学舎および田名村役場のあった所であり、田名行政文化の発祥の地で選ばれた。当資料館では2月初旬から3月の桃の節句に開催される「ひな人形展」には江戸時代中期から昭和までの品、寄付されたひな人形や吊るし雛が飾られる。資料館のそばの「大杉公園」にある「大杉の池」は半在家、塩田へと流れる「紅葉川」の水源である。かつてこの地の近くの「明覚寺」に役場が設けられたいたことから川は「やくばのかわ」、池は「やくばのいけ」と呼ばれた。池のとなり「弁財天」の西側は明覚寺の跡である。明覚寺は鎌倉時代(建永元年=1206)創建、良山阿闍梨(承久3年=1221寂)が開山。明覚寺はもともと南の諏訪社の別当寺(推定)で、江戸時代末期、水郷田名の八幡宮の別当寺も務め村の中心的存在であった。公園の前には児童福祉法に基づく児童厚生施設である「田名子どもセンター」もある。(2202)
 
 
 
 
 



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今夜はなんと「満月前夜」である!!

2022-02-16 20:10:35 | 天体/月
ここ一週間コロナ(オミクロン)感染者が減少気味の今夜は空を見上げるとほぼ真ん丸の「準満月」の満月前夜である。「今月の満月」は明日2/17で最大時間は朝6時台後半である。一寸撮影は不可能なことから今夜撮影に挑戦してみた。最初雲一つなかったが次第に黒い雲が月面半分を覆う幻想的な月景となった。今夜の月は月齢で15.2、肉眼ではわからないが左舷が少し欠けた99.9%(輝面率)でほぼ真ん丸である。2月の満月は明日(2/17=木曜)の午前1時57分に発生する。北欧や東欧の先住民は今月の満月は大雪になることが多いため「スノームーン」と呼んでいる。この時、月は地球から約392,775㎞を離れていて2022年で地球から3番目に遠いということになり小さい月であるが途方もない彼方に浮かぶ月、くっきり「クレーター」や「海」が見える。幻想的な月はどこかロマンを覚えさせてくれる。(2202)
17:00台の月
 

19:00台の月
 
 



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「相武台グリーンパーク」早咲き「河津桜」の開花宣言!!

2022-02-16 16:25:44 | 桜・桜まつり
相模原市南区新磯野に1600世帯の大規模マンション「相武台グリーンパーク」はある。敷地内には遊具広場、テニスコートの施設、そして数多くの植物、樹木、草花が植栽されている。テニスコートのそばに「河津桜」が3本、商店街一画の小広場前に1本植栽されている。今、濃いピンクの花びらを開花させ始めた。すでに個体で50輪以上確認でき都内のソメイヨシノ流でいえば「開花宣言」である。そこに緑色の光沢のある羽が美しい1羽の「メジロ」がやってきてくれた。花から花へせわしなく飛び回って花を啄み蜜を吸っては慌ただしく去っていく。その動きは嬉しさの表現なのだろうか、春到来を満喫しているようである。今週はまだ日中10度前後の予報だが、来週には気温も少し上昇するとか花たちには恵みの暖かさとなると思われる。(2202)
 
 
 
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