また1つ、人気ブログの書籍化。でもアメリカ占領軍とイラク傀儡政権、イラク治安部隊には気に入らないでしょうけど。
バグダッド在住のイラク人女性が「イラク戦争」開始直後からバグダッドの様子などを書きつづったブログの2004年6月から2006年6月までの分を本にしたのがこれ(それ以前は「バグダッド・バーニング-イラク女性の占領下日記」として出版済)。
爆撃から爆破、治安部隊などの襲撃の恐怖が日常化していく様子が、読んでいて悲しい。その種の暴力の他に、戦後も続く(戦後さらにひどくなっている)停電や断水、石油の上に浮いているような国でのガソリンや灯油不足という生活の中からの不満・怒りが生々しい。
そして、イラン型のイスラム国家化の進行とヴェールやヒジャーブ(スカーフ)に押し込められていく女性たちの様子、さらには次第に強まる内戦への危惧感が描かれています。アメリカ軍の侵略の前、中東ではありがちな独裁国家ではあったけど中央には珍しい非宗教政府だったイラクが、イラン型のイスラム原理主義国家に。これは、本来アメリカにとっても最も避けたい道だったはずですが。
ブログのオリジナルは http://www.riverbendblog.blogspot.com/
アラビア語かと思ったら英語なんですね。
日本語訳サイトは http://www.geocities.jp/riverbendblog/
本の最後の方、なんとなく悲観的というかあきらめが強まっていく感じで気になりますが、続けてほしいブログですね(まあ、存在の必要がなくなることの方が望ましいんでしょうけど)。

リバーベンド 訳:リバーベンドブログ翻訳チーム
アートン 2006年8月15日発行
バグダッド在住のイラク人女性が「イラク戦争」開始直後からバグダッドの様子などを書きつづったブログの2004年6月から2006年6月までの分を本にしたのがこれ(それ以前は「バグダッド・バーニング-イラク女性の占領下日記」として出版済)。
爆撃から爆破、治安部隊などの襲撃の恐怖が日常化していく様子が、読んでいて悲しい。その種の暴力の他に、戦後も続く(戦後さらにひどくなっている)停電や断水、石油の上に浮いているような国でのガソリンや灯油不足という生活の中からの不満・怒りが生々しい。
そして、イラン型のイスラム国家化の進行とヴェールやヒジャーブ(スカーフ)に押し込められていく女性たちの様子、さらには次第に強まる内戦への危惧感が描かれています。アメリカ軍の侵略の前、中東ではありがちな独裁国家ではあったけど中央には珍しい非宗教政府だったイラクが、イラン型のイスラム原理主義国家に。これは、本来アメリカにとっても最も避けたい道だったはずですが。
ブログのオリジナルは http://www.riverbendblog.blogspot.com/
アラビア語かと思ったら英語なんですね。
日本語訳サイトは http://www.geocities.jp/riverbendblog/
本の最後の方、なんとなく悲観的というかあきらめが強まっていく感じで気になりますが、続けてほしいブログですね(まあ、存在の必要がなくなることの方が望ましいんでしょうけど)。

リバーベンド 訳:リバーベンドブログ翻訳チーム
アートン 2006年8月15日発行