伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

こんな日のきみには花が似合う

2022-09-03 23:54:36 | 小説
 8月7日に花火をして告白した湯乃渚が名草かえと付き合った日々を、日記のようなポエムのようなスタイルで綴ったもの。
 恋する純情男子の心情と、熱々カップルの行いの描写が微笑ましく、読んでいてもほんわかした幸福感を味わえます。おうちデートでゲームで対戦し負けた方がキスをする:勝っても負けても結局キスする(17ページ)とか。頭を洗いあうときに「かゆいところはありませんか?」と言いあって、「下半身がかゆいです」というカレシ(67ページ)も…
 ベッドの下にパンツ(下着の)穿き忘れて帰る彼女って(39ページ)実際いるものだろうか。
 冒頭に「湯乃渚と名草かえが歩んだ一年の記録」と書かれているのですが、微妙に1年より長い。エンドから1年遡ると、それは(その言葉はないけれど、流れからして明らかに)初Hの日。やっぱり、そこからカウントですか…(*^_^*)


蒼井ブルー NHK出版 2022年6月10日発行
コメント
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