伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

図解即戦力 SNS担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書

2022-12-24 23:59:46 | 実用書・ビジネス書
 企業・事業者が自社の広報・認知度拡大・優良顧客の育成・顧客ニーズの把握等のためにSNSを利用する際の担当者が知っておくべきことなどを解説した本。
 SNSを個人利用している側からは見えにくい、SNSを利用している企業ができること(入手できる個人情報とその利用法など)、企業側が考えていることなどが読めて、そういうこともあるのかと勉強になりました。
 Facebookページ(普通のアカウントとは違う基本は企業用のもの)って、自由に無料で作れるんですね。LINEの公式アカウントも(認証済みアカウントにするためには審査が必要で、それはそれなりに厳しそうですが)。
 私もFacebookページ、作ってみました(↓)。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100088819815220

 ところで…炎上に対する法的措置の検討のところで、「一般的には、被害を受けた証拠を揃えて裁判所で告訴の手続きをしなければ、警察による捜査が始まりません」(120~121ページ)って…告訴は捜査機関(警察か検察)に対してするもので(刑事訴訟法第241条)、裁判所に告訴しても受け付けてくれません。SNS担当者は投稿に際して法務部門のチェックを受けろと書いている(70~71ページ)のに、本を書くときには法務部門のチェックを受けないのか、まさか野村総研の法務部門は告訴先さえ知らないのか…


広瀬安彦 技術評論社 2022年9月30日発行
コメント
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