本日は、先日島根県の物産館で購入したトビウオの干物を食べた。トビウオの干物は初めて口に入れた。これまで煮つけや塩焼きは食べたことがあるのだが、そしていづれも八丈島・下田・館山と太平洋側の地の旅館で食べた。日本海で取れたトビウオというのも初めてであった。
身が締まっていてとてもおいしい。私には適度な歯ごたえである。トビウオの旨みと思われる味を十分に感じた。皮がとても粘り気というか弾力があり、これも美味しかった。丁寧に身をほぐしながらゆっくりと食べたい魚である。また購入しに行きたいと思った。
しかし夕食時に点けたテレビはいづれも、安倍晋三の記者会見ばかり。「密接な関係にある他国を守るために武力を使う集団的自衛権について、「与党協議の結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば、改正すべき法制の基本的方向性を閣議決定していく」」との内容に今更ながら腹が立って、せっかくの食事が楽しくなくなった。
憲法解釈の変更、最高裁判断の憲法判断の変更が、「閣議決定」でなされるならば、三権分立を否定することにならないわけが無い。また「集団自衛権」発動で第一線に連れていかれる人間は「法」に基づく「解釈変更」ではなく「閣議決定」判断で行かされるのである。あまりにひどい話ではないか。
今の憲法が「アメリカなどの連合国の押しつけだから、改憲を。せめて独自の軍を!」という人は、今回の変更が決して安倍晋三の日本の独自の解釈による変更ではなく、アメリカの世界戦略の変更と要請に基づく安倍晋三なりの回答であることを無視している。私は一方的な対米従属論というのには異論があるが、アメリカの世界戦略を無視して世界の状況は語ることはできないことは確かな現実である。その中で欧米も日本もお互いにひしめき合いながらその独自の地位を確保しようともがいている。安倍の判断は、見方によってはアメリカの世界戦略の手のひらの中で踊らされているともいえる。
「積極的平和主義」なんて云っているが、それならば是非とも「軍隊を持たない積極的な平和外交」を推進してもらいたいと切に望みたいものである。それしか日本の外交が生きる道はないのではないか。軍事力による誇りよりも「軍事力に頼らない誇り」が気高い。
たまたまある人から、戦時中に徴兵された人の家族にあてた手紙の解読を依頼され、その解読が終わったばかりであった。妻と歩き始めたばかりの子供のことを心配する手紙の内容を読み解いて、この記者会見のニュースを聞くととても暗い気持ちになる。
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身が締まっていてとてもおいしい。私には適度な歯ごたえである。トビウオの旨みと思われる味を十分に感じた。皮がとても粘り気というか弾力があり、これも美味しかった。丁寧に身をほぐしながらゆっくりと食べたい魚である。また購入しに行きたいと思った。
しかし夕食時に点けたテレビはいづれも、安倍晋三の記者会見ばかり。「密接な関係にある他国を守るために武力を使う集団的自衛権について、「与党協議の結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば、改正すべき法制の基本的方向性を閣議決定していく」」との内容に今更ながら腹が立って、せっかくの食事が楽しくなくなった。
憲法解釈の変更、最高裁判断の憲法判断の変更が、「閣議決定」でなされるならば、三権分立を否定することにならないわけが無い。また「集団自衛権」発動で第一線に連れていかれる人間は「法」に基づく「解釈変更」ではなく「閣議決定」判断で行かされるのである。あまりにひどい話ではないか。
今の憲法が「アメリカなどの連合国の押しつけだから、改憲を。せめて独自の軍を!」という人は、今回の変更が決して安倍晋三の日本の独自の解釈による変更ではなく、アメリカの世界戦略の変更と要請に基づく安倍晋三なりの回答であることを無視している。私は一方的な対米従属論というのには異論があるが、アメリカの世界戦略を無視して世界の状況は語ることはできないことは確かな現実である。その中で欧米も日本もお互いにひしめき合いながらその独自の地位を確保しようともがいている。安倍の判断は、見方によってはアメリカの世界戦略の手のひらの中で踊らされているともいえる。
「積極的平和主義」なんて云っているが、それならば是非とも「軍隊を持たない積極的な平和外交」を推進してもらいたいと切に望みたいものである。それしか日本の外交が生きる道はないのではないか。軍事力による誇りよりも「軍事力に頼らない誇り」が気高い。
たまたまある人から、戦時中に徴兵された人の家族にあてた手紙の解読を依頼され、その解読が終わったばかりであった。妻と歩き始めたばかりの子供のことを心配する手紙の内容を読み解いて、この記者会見のニュースを聞くととても暗い気持ちになる。
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