Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

冬の雨

2019年01月12日 23時34分45秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 一昨年亡くなった高木純さんの一周忌を兼ねた新年会が終了し、つい先ほど帰宅。待ち合わせの駅構内は寒く、外は雨も少し降り始めた。中華料理の広い個室内は暖かく、楽しく過ごすことが出来た。9人ではもったいないほどのスペースであった。
 あまりお酒を飲まなくなり、料理も少なめでちょうど良かった。私はこれまで通りお酒は飲まずに過ごした。皆が驚いていた。
 再来週の診断までは我慢である。帰りは近くの私鉄の駅から歩いて帰宅。毎日の目標歩数をクリア出来た。冷たい雨がほんの少しだけ額にポツンと落ちてくる道であった。

★人の世の窓打ちにけり冬の雨      西嶋あさ子
★戸一枚だけの灯もらす冬の雨      田中午次郎
★街路樹の山側濡れて時雨雲       菅原 涼


寒さの中の横浜駅界隈

2019年01月12日 17時39分00秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 横浜駅界隈で集合ということになっている。皆寒さで体を小さくして歩いている。地下街やビルから出ると寒さが身にしみる。冬本番という言葉がピッタリである。
 横浜駅は長期間の駅の改良工事の最中。工事に伴い狭い通路のあるところは人がひしめくように歩いていく。人がひしめいているところは暖かい、とはいっても人の気持ちは急かされてゆとりがない。出来れば近寄りたくない個所である。

★くれなゐの色を見てゐる寒さかな          細見綾子

底冷えのする寒さ

2019年01月12日 16時50分08秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 横浜は15時原罪で6.6℃と底冷えがしてとても寒い。朝一瞬だけだったがばらばらと降ってきた。音からすると霰のようにも思えたのだが、9時過ぎに家を出たときには道路もすっかり乾いており、霰だったか雨だったか、判らなかった。
 用事が住んだ後、そのまま夜の新年会に参加しようと思っていたが、喫茶店で3時間過ごすのもつらいので、取りあえずいったん帰宅した。熱いお茶で一息。
 昨日トレチャコフ美術館展の感想を急いで記載したのだが、何か書き足りていない。不達成感があるが、どうしたらいいのかまだわからない。暫くはそのまま、気持ちの推移を見計らって再度必要なら挑戦することにしたい。

★きしきしと帯を纏(ま)きをり枯るる中      橋本多佳子
★父死して厠の寒さ残しけり            有働 亨
★働いて耳を冷たく戻りけり            西嶋あさ子

トレチャコフ美術館所蔵「ロマンティックロシア」展 その3

2019年01月12日 00時08分07秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 Bunkamuraザ・ミュージアムはだいぶ混雑していた。まだ会期末の27日までゆとりがあるので、それほど混雑しないかと思っていたのだが、やはりファンは多いようだ。
 コントラストの強い風景画は、ポストカードではなかなか原作に近い色合いや輝きの再燃は難しいのだろうか。どのポストカードも残念ながら原作の雰囲気から遠かったようなので購入しなかった。
 可能ならばもう少し作品数が多いと嬉しいのだが、それはやむを得ないのだろう。1500円で私なりに満足した。
 今回展示されている諸作品の多くは、日本では明治維新、近代国家の歩みが始まったころから明治の半ばまでの時代に重なる。制作年代を見ながら、その時代と対比さて見るのもまた楽しい。激動のロシアに対比させながらの鑑賞はまたいろいろな感慨をもたらしてくれる。