Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「フェルメール」(小林頼子)を読みながら‥

2019年01月29日 23時08分01秒 | 読書


 角川文庫の「フェルメール」(小林頼子)を引続き読んでいる。なかなか進まない。理由は難しいからではなく、私なりに「説得力のある文章」と思われるからである。特に画面構成に力点を置いて、作品の年代の順位を確定しながらの論理展開は説得力がある。
 これまでフェルメールについて「どうしていい作品なのか」と疑問を払拭できていなかった。「なぜ惹かれるのか」まではまだわからないが、後期と思われる作品群の解説に期待してみようと思う。

 フェルメールの作品といわれる作品35点について言及されている。

 もう少し早めに読み終るようにしたい。

締まらない1日

2019年01月29日 21時22分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日もまた失敗をしてしまった。県立歴史博物館に出向いたら、昨日に続いて本日もまた休館日。「資料整理のため休館」と看板に記載してあった。よく読まなかった私の失敗である。何とも情けなく、ガッカリした。
 重い足取りで14時過ぎに予定している会議の場所までブラブラと歩いた。足の運びがのろかった。

 家を出たときは強い風で団地の高木が大きく揺れ、風が唸っていたが、関内近辺は風の強いところと弱いところが極端に差があった。関内は高層ビルが並び、ビル風がひどいみなとみらい地区や、風が吹き抜ける高台と違って、5~10階建てのビルが多い。風をさえぎってくれるビルと、とおりを抜けてくる風が交互に現われる。
 そんな場所をトボトボと30分ほど歩いて組合の会館へ。歴史博物館を見て回らなかった分だけ早く点いてしまい、読書をする気にもならず、ソファーに持たれて、1時間ほど眠ってしまい、起こされた。

 どうにも締まらない一日となった。

冬は大詰めだが‥

2019年01月29日 10時39分14秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 明け方から風が唸り声を上げている。外に出ると身が引き締まる。こんな風邪の日に出かけるのは嫌なもの。だが、午後からの回帰というか打合せがあり、どうせ出かけるならば、ということで昨日休館日だった県立歴史博物館に寄ることにした。
 時間が許せば、理容店に行ってみる予定。2月から100円あがるとのこと。2月3日は退職者会の新年会なので、それまでに頭も少しさっばとした方がよさそうである。

 立春は暦の上ではいよいよ冬も大詰め。今年は2月4日が立春なので、3日までが冬。だが実際は、寒さや関東地方の雪の心配はこれからである。なんとか今年は雪は回避してもらいたいものである。
 本日の乾いた冷たい風からは冬の終りや、春近しとは程遠い。
 私が高校3年生のとき、この時期もうすでに授業は行われず、受験に追われていた。まだ共通一次などは始まっていなかった。4校願書を出して3校受検した。それだけでくたびれ果ててしまった。1月から受験で学校に来ない同窓生がたくさんいたと思う。「寒」の内は、授業もどこかの大学の入試問題の解説を数回受けただけだったようだ。それも冬の日が黒板に当り見にくかったので、熱心には聞いていなかった。確か2月と3月は併せて10回も学校に行っていなかったような気がする。3月は受験の結果報告、卒業式の準備と本番の日しか記憶にない。

★厳寒のちりもとどめず巌ふすま     飯田蛇笏
★黒板に三寒の日の及びけり       島谷征良