内科のかかりつけ医で血圧の薬等を処方してもらうと同時に、インフルエンザの予防接種の予約をしてきた。24日(月)の午後から夫婦で。
さらに昨日届いた新型コロナワクチンについて相談したところ、4回目から3か月経つと5回目を接種できるとの連絡が昨日来たばかりで、接種は可能。しかしBA.4とBA.5に対応するワクチンは10月末以降に入荷する見通しとのことであった。11月以降に新しいワクチンを接種する方が今すぐに接種するよりも良いのではないか、とのことであった。
入荷の時期を来週にでも確認の上、11月に接種することにした。こちらではネットで接種予約をせずとも、病院から登録してくれるとのことなので、とても楽である。
本日サイフォンで美味しいコーヒーを淹れてくれる家の近くの喫茶店に入った。ホットコーヒー1杯がこの物価高の影響で50円の値上げとなっていた。若い夫婦が頑張っている小さな喫茶店で、なおかつこれからも存続してほしい店なので、この値上げは致し方のないことと思う。しかし今後もいろいろな値上げで私の生活にも影響が出て来てしまうことが予想されるのが悲しい。
昨日退職者会のバス旅行で訪れたのは、静岡県立富士山世界センター、岳南電車、かんなみ仏の里美術館の3箇所と、最後にお土産を買うためにめんたいパーク。
残念ながらながらメインともいえる「全行程富士山を見ながら」ということはかなわなかった。晴れたにもかかわらず、雲がかかって富士山がまったく見えないという天候であった。
ユニークな建物に圧倒される富士山世界センターでは、全員に「富士すがた」という最中の詰め合わせを会として用意。富士山の綜合的な概要の展示を見学。
岳南電車では「岳南江尾駅」から「吉原駅」までの全線を乗車、折からハロウィーン仕様の電車に乗れて、60歳代後半から70歳代の特に「オジサン」達は大はしゃぎ。童心に戻って電車を楽しんだ。10代の頃にこの電車に乗って通勤した仲間、20代の時に仕事でここを訪れた仲間もおり、それぞれに思い出を語り合った。
最後に、静かな所に立つ「かんなみ仏の里美術館」を訪れた。薬師如来坐像、阿弥陀如来像と勢至・観音の両脇侍像、十二神将立像は見ごたえ十分。特に十二神将立像に会員の人気があったようだ。
ここの前には荷は紅葉を始め秋の色を少し呈し始めた木々にも関心が集まった。
最後にめんたいパークで大量にお土産を参加者がクーポン券を利用して購入。帰路に就いた。横浜駅にはちょうど19時に到着し、出発から12時間かけて無事に戻ることが出来た。
参加者全員バスの中で、接種証明や検査証明を見せで、車内はマスク着用、アルコール消毒なども徹底した。
役員と参加者の有志で打ち上げをして21時過ぎまで盛り上がった。
昨晩は血圧の測定もせずに寝てしまった。本日は10時から「一気に学ぶ!世界と日本の美術史」の第7回目のオンライン講座。15~16世紀の西洋の大航海時代と重なるルネサンス・宗教改革期、オスマントルコやムガール帝国期のイスラム圏、明・日本の禅宗美術の概観を2時間で。
ちょうど「画聖 雪舟の素顔」を読んでおり、浙派から呉派といわれるスタイルへの転換については知ったばかり。
駆け足なので、自分なりに補完して興味のある所は深堀りしていく必要がある。
午後は昨日の疲れが残っているので、休養日。明日は通院。
30分ほど前に帰宅。横浜駅を本日の朝7時15分にバスで出発、バスで再び横浜駅に戻ったのがちょうど19時。ちょうど12時間のバス旅行は40名近くが全員無事に出発点に戻ってきた。
横浜を出発してから、静岡県を走る岳南鉄道の岳南江尾駅から吉原駅まで体験乗車。鉄道ファンのオジイサン達もはしゃいで満足していた。
その後、静岡県立の富士山世界遺産センターを訪問、遅い昼食後、「かんなみ仏の里美術館」を訪れ、最後に明太パークで旅行支援クーポンを使い切った。
コロナ禍でバス旅行が3年もの間中止となっていたので、高齢者の集まりである退職者会という割にはおおいに呑み、おおいに議論し、おおいに騒いで楽しめたようだ。
さらに横浜駅について、二次会も開催。10人近くで21時過ぎまで二次会が続いた。
本日は疲労困憊。ブログの更新はこの記事のみ。詳しくは後日にアップ予定。
久しぶりに「世界平和アピール七人委員会」のアピールを転載する。
これまでこの一人委員会のアピールは全体として評価していた。しかし今回は抵抗がある。このアピール文の全体に同意しているわけではない。
「中華人民共和国が核兵器保有国のなかで唯一核兵器の先制不使用を宣言してきたことを評価する一方で、核兵器の役割の縮小から廃止、周辺国との緊張緩和・友好に向けて具体的指導力を発揮することを要請する。」という箇所には全く同意できない。今の中国の政治情況ではこのことは既に空文化、無かったことになっているに等しい。中国という国家の論理を振りかざし、自国の国民への抑圧だけでなく、他国の抑圧的、暴力的な国家への肩入れや、香港・台湾・南シナ海での覇権を主張する国家への評価は、納得できない。
この部分をのぞいては、権力者に向けての最低限の要請としては同意する。
核兵器先制不使用をすべての核兵器保有国が直ちに約束するよう求める
世界平和アピール七人委員会
大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎 髙村薫 島薗進
現在世界は、荒廃と相互対立の激化から人類の絶滅に向かう危険性か、対立を解消して平和で安全に生きていく可能性かの、重大な岐路に立っている。
国連総会軍縮・国際安全保障委員会(第1委員会)の今期(第77期)の一般討論の初日(2022年10月3日)の会合の冒頭に行われたスピーチのなかで、中満泉国連軍縮担当上級代表(事務次長)は、「核兵器の現実的な危険」が再び世界の焦点になったと指摘し、すべての核兵器保有国に「人類を絶滅の可能性から救うため、あらゆる核兵器の先制不使用を直ちに約束する」ことを求め、ウクライナに荒廃をもたらしている無意味な戦争を終結させるよう訴えた。
これより先8月6日の広島における平和記念式典において、国連のアントニオ・グテーレス事務総長も、「核兵器保有国は、核兵器の先制不使用を約束しなければならない」と訴えている。
私たち世界平和アピール七人委員会は、グテーレス事務総長と中満代表の核兵器先制不使用約束の訴えを支持し、核兵器保有国であるアメリカ合衆国、ロシア連邦、英国、フランス共和国、イスラエル国、インド、パキスタン・イスラム共和国、朝鮮民主主義人民共和国の指導者が、直ちにそれぞれ核兵器の先制不使用を約束することを求める。
私たちは、中華人民共和国が核兵器保有国のなかで唯一核兵器の先制不使用を宣言してきたことを評価する一方で、核兵器の役割の縮小から廃止、周辺国との緊張緩和・友好に向けて具体的指導力を発揮することを要請する。
さらに私たちは、日本政府が日本国民の大多数の核兵器廃絶の願いに反して核兵器への依存に固執し、米国の核兵器先制不使用方針検討に反対していると繰り返し伝えられていることを許容できない。核兵器への依存や「敵国」への先制攻撃を否定しない政策を持つ国は、他国からの核攻撃、先制攻撃の標的になることもありうる。これでは政府が国民を保護する責任を放棄し、国民を危険にさらすリスクを増大させることになる。私たちは、日本政府が軍備拡大を中心とする安全保障政策から外交努力強化の政策に抜本的に変更することを求める。
昨晩に続いて渡邊規久雄によるシベリウスのピアノ作品集を朝から聴いた。シベリウス没後50周年記念のリサイタル盤。
これに続いて同じく作品集2を今は聴いている。いづれも長くとも3分程度の小品が並んでいる。
昨晩あまり気に留めなかったが、作品24「10の小品」という曲集が、本日はいいと感じた。第1集では10曲の内2「ロマンス」、3「奇想曲」、5「ワルツ」、9「ロマンス」、10「舟歌」の5曲。第2集では1「即興曲」、4「ロマンス」、6「牧歌」、7「アンダンティーノ」、8「夜想曲」の5曲。
連続リサイタルという全曲を弾く演奏家の毎回の構成を味わいながら聴くのも楽しいが、それと同時にこの曲集は、10曲続けて作曲家の並べた順番に聴いてみたいと思った。
どんよりとして今にも雨が降り出しそうな暗い天気、こんな日に聴くにはいい静かな小品が揃っている。
会議終了後、いつものように10数人で近くの中華居酒屋に繰り出して2時間ほど楽しい時間を過ごすことが出来た。
会計を済ませて店を出ると雨が降っていた。傘を差すほどの雨で花かっのでそのままJRの駅まで歩くことができた。本降りならば、杖と傘という歩きにくい恰好が必要であったが、さいわいにもそれは避けることが出来た。
横浜からバスに乗って帰宅。
メディアプレーヤーを復元できたので、帰宅後はシベリウスのピアノ作品を渡邊規久雄の演奏で聴いている。私はこのピアノ作品集の4巻までもっているが、第5巻はまだ購入していない。近いうちに購入したいものである。
第4集まで当分はこのCDを楽しみたいものである。秋の雨の夜にぴったりである。私はやはり作品101の第1曲「ロマンス」が一番のお気に入りである。
昨日からのメディアプレーヤーの不具合は日付の変わった頃にようやく復元できた。
原因はUSB接続のスピーカーの接続不良。USB端子の再接続で復元できた。
これに気づくまでに30分以上もかかった。
復元後はもうCDを聞く気は失せ、そのまま就寝。
朝かろうじて会議に間に合った。
会議がほぼ終了。
明後日のバス旅行での「全国旅行支援」のクーポン券の受け取り方法と利用の仕方の講習会を実施中。そもそもスマホも利用していない高齢者にアプリをダウンロードしないと貰えないクーポンなど、ナンセンスな代物。スマホを持っていても通話しかしたこともなく、メールもインターネット機能も利用していない。
県ごとに利用方法も利用範囲も微妙に違っている。
会議よりも、会の予算決算の苦労よりも、エネルギーを使う。
少なくともあと1時間はかかりそうである。
天気予報では明日は雨が降ったり、止んだり。気温は最高気温21℃。願わくば雨が止んでいるときに組合の会館までの往復を済ませたいもの。
朝10時から会議が始まり、断続的に3つほどの会議をこなす。その合間に6通ほどの郵便物をしつらえる。今月は全体で1000部を超える会報の発送が無いので、多少は楽である。
ということで、明日は8時45分には家を出なくてはならない。本日目覚めたのが8時、これでは遅すぎる。7時には起きて支度をしないといけない。朝寝坊の私にはとてもつらい。
しばらくクラシックのCDも聴いていない。シベリウスの室内楽かピアノ曲が聴きたくなった。ところがパソコンのメディアプレーヤーが本日作動しない。復元を図る必要が生じてしまった。本日中に復元したいが‥。早く寝なくてはいけない日に限ってこのようなことが起きる。
最高気温は25.8℃もあったとのこと。薄い化繊のサマーセーターを着て散歩に出たら2000歩ほどのところでジンワリと汗が出て暑くなった。不快な暑さであった。そのまま4000歩ほどの散歩を続けた。
たとえゆっくりの杖突き歩行でも歩くと体の新陳代謝は活発になる。大気は不快だったが、体は汗をかいて快調。帰宅してテレビをつけたもののすぐに30分ほど椅子に座ったまま気持ちよく寝入ってしまった。
東の空に木星が明るくすぐに目に付いた。南に土星、天頂方向に夏の大三角を認めることが出来た。あまり空ばかり見ていて、帰りが遅くなると心配されるので5分ほどで再び歩き始めて帰宅。
夕食後は明日の幹事会に忘れ物がないように持っていくもののチェック。最近は忘れ物をすることもあり、またチェックをしなかったことによる不安感も増大してきている。
歳を取るということは、動作がゆっくりになったり、忘れ物が多くなるというだけではなく、このようにチェックをしなかったのではないか、という不安が増大して出かけるまでの時間がかかる、ということでもあることに気がついた。チェックという自己確認・自己納得に時間がかかるのである。
老いというものは、自覚的に自己を検証しないといけないが、これが可逆的ではなく、不可逆的でそして後世代に伝わらない、伝えにくいということがおおきなポイントのような気がする。若い世代は、老いというものは切実には感じないものである。私もそうであった。アプローチそのものを見つけようという意識がなかった。