お気にいり中村義洋の新作、しかも伊坂原作もの、ワクワクする気持ちは止められない。
映像がざら目で粒子感が出ており、好きな色調ではなかったこと、また挿話が5編に分かれており、最後には一つに繋がるのだけれど漫画チックに描かれている部分が多く、それほど映画センスを感じられなかったこと、などからいつもの中村ではない気がした。
良かったのはやはり「フィッシュストーリー」の音楽そのものだろうか。何回聴いてもいい曲だ。この曲が(映画の話だとは言っても)売れなかったことは信じ難い。この曲を聴けただけでもこの映画を見た価値があるというものだ。それほどズシンと来る。心に響く。
全体にあり得ないハナシを集めているわけだから、もう少し前衛的な表現でも良かった気がする。展開が軽すぎて気持ちが映像に入って行かないんです。船上での多部未華子の泣きシーンの初めて見る下手さ加減等演出の手ぬるさも目立つ。中村の今までの作品からは考えられないほど気持ちが入っていない。原作に多少近づけようとしたことが仇となったのかなあ、、。
映像がざら目で粒子感が出ており、好きな色調ではなかったこと、また挿話が5編に分かれており、最後には一つに繋がるのだけれど漫画チックに描かれている部分が多く、それほど映画センスを感じられなかったこと、などからいつもの中村ではない気がした。
良かったのはやはり「フィッシュストーリー」の音楽そのものだろうか。何回聴いてもいい曲だ。この曲が(映画の話だとは言っても)売れなかったことは信じ難い。この曲を聴けただけでもこの映画を見た価値があるというものだ。それほどズシンと来る。心に響く。
全体にあり得ないハナシを集めているわけだから、もう少し前衛的な表現でも良かった気がする。展開が軽すぎて気持ちが映像に入って行かないんです。船上での多部未華子の泣きシーンの初めて見る下手さ加減等演出の手ぬるさも目立つ。中村の今までの作品からは考えられないほど気持ちが入っていない。原作に多少近づけようとしたことが仇となったのかなあ、、。
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