借金に負われ家族と別居し睡眠時間もなく働くおじさんと、心の不安を抱えながら、それでも明日への足取りを歩もうとする韓国女子大生との心の交流を描いた小品です。
題材が地味で、通常ならば映画化しにくい作品だと思われるが、それだけに逆に新鮮でもある。市川染五郎と相変わらずの竹中直人以外は著名な俳優はいないが、いかにも手作りの作風で好感が持てる。
撮影場所が松本で自然に恵まれた所であることも好印象だが、それでもいかにも地味感が漂っている。内容が絵本になりそうな話なのでもっとパステル画のような雰囲気になればいいなあと思ったのも事実だけれど、、。
ラストの女子大生の母親との確執はさりげない携帯一つでうまく処理している。なかなかいい。けれども全体的に映画としての華やかさはほとんどなく、自主上映のような実直的な作風である。まあ、たまにはこんな素朴な映画もいいですけどね。
題材が地味で、通常ならば映画化しにくい作品だと思われるが、それだけに逆に新鮮でもある。市川染五郎と相変わらずの竹中直人以外は著名な俳優はいないが、いかにも手作りの作風で好感が持てる。
撮影場所が松本で自然に恵まれた所であることも好印象だが、それでもいかにも地味感が漂っている。内容が絵本になりそうな話なのでもっとパステル画のような雰囲気になればいいなあと思ったのも事実だけれど、、。
ラストの女子大生の母親との確執はさりげない携帯一つでうまく処理している。なかなかいい。けれども全体的に映画としての華やかさはほとんどなく、自主上映のような実直的な作風である。まあ、たまにはこんな素朴な映画もいいですけどね。
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