昭和30年代から40年代の小さな映画館での出来事。映画と映画の幕間に芸人風の人が漫談で観客を笑わせ、退屈させないでいた、という稀有な話。下関では実際あったんだろうなあ。それだけの話だったんだが、彼が在日朝鮮人だったということで話がどんどん飛んでいく。
貧困で、子供を捨ててしまう人はその当時も、そりゃ、ざらにいたワイ。
話が見え透いている上に、なぜか韓国までその男を捜し続ける一人のルポライター。
いやあ、浅いです。佐々部清って、こんなに能無しだったかな。映像もごく普通。よくいう映像美からは遠く離れている。
まるで、学生の卒業制作のような純朴な撮り方。
そう、この映画はまったく純朴な映画なのだ。
映像のセンスをまったく見せようとしない。
俳優の演技を感動的に見せようともしない。
脚本の技術というものをことさら素朴に刈り取るぐらいの単純さ。
普通はそこまで意図的だったら感動してしまうものだが、、。
何か、乗り切れないまま画面が僕の視界をただ過ぎて行ってしまった感あり。
ただ、ラストの井上堯之の唄はさすが素晴らしい。それだけでもう充分なのかもしれないが、、。
***
貧困で、子供を捨ててしまう人はその当時も、そりゃ、ざらにいたワイ。
話が見え透いている上に、なぜか韓国までその男を捜し続ける一人のルポライター。
いやあ、浅いです。佐々部清って、こんなに能無しだったかな。映像もごく普通。よくいう映像美からは遠く離れている。
まるで、学生の卒業制作のような純朴な撮り方。
そう、この映画はまったく純朴な映画なのだ。
映像のセンスをまったく見せようとしない。
俳優の演技を感動的に見せようともしない。
脚本の技術というものをことさら素朴に刈り取るぐらいの単純さ。
普通はそこまで意図的だったら感動してしまうものだが、、。
何か、乗り切れないまま画面が僕の視界をただ過ぎて行ってしまった感あり。
ただ、ラストの井上堯之の唄はさすが素晴らしい。それだけでもう充分なのかもしれないが、、。
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けっこうかぶっていたんでまとめてTBさせていただきました。