まずレオンが盲目の暗号解読師という地味な役どころに少し驚いた。彼にとってはもうやりたい役柄ってそうそうないのかもしれないネ。
で、今回は美貌スパイジョウ・シュンと恋愛沙汰になるわけでもなく、え、ほんとかよ、とあっさりしすぎなのだが、だからからとはいえないが、今回は意外と地味な役回りなのです。
むしろ言葉少ないがワン・シュエビンのカッコよさが目に付いた。昔だったらレオンはこの役を選ぶよね。
目が見えなくなったからこそ、音がより聞こえるようになったわけで、光を得てからの展開は十分予想出来得た。だからこの部分はあまり面白くない。
それよりラスト近くになってからの、より国策映画風のタッチはもう開いた口がふさがらいというか、およよ、中国映画ってもうここまで来てるのかよ、と悪寒が走ったぐらいです。
どう考えてもスパイ物はレジスタンスでないと共感できないですよ。中国映画の流れを考えるにはいい映画かも入れません。
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