
普通の刑事アクションドラマなんだよね。通常なら考えられない悪徳警官ものの設定なので演出次第ではもっと緊迫感を持った映像に仕上げることも可能かと思われるが、少々勿体ない出来と言えようか。
愛妻を亡くした主人公の心の痛みがあまり掘り下げられていないので、ただ苦しそうなキアヌの表情を観客はただ眺めている。結構壮大なミステリー仕立てで、キアヌの内面に入って行かなかったらミステリーに徹すればいいものを、そこも中途半端。こういうのって、苦しいわな。
冒頭の、幼い少女たちを救うためには犯人を殺戮することは当然のごとく殺人機械になるキアヌには少々驚くが、そもそもこのキアヌのイメージに(演技からかもしれないが)しっくり感がないのだ。妻の死と彼女たちを心情的に結びつける何かがあればまた別だろうけれど。
また、ラストでは真犯人を手錠で身動き出来なくさせたまま、非情に殺戮してしまう辺りも説得力がないなあ。これはいただけません。フォレスト・ウィティカーの名優をしてもこの役柄ではお気の毒です。
真犯人も想定どおりで、この手の映画によく見られるどんでん返しのないままお手盛りどおり終わってしまうこの映画、ひょっとして完全B級を目指したものではないはずだろうに、、。
キアヌも皮膚が若者のそれでなくなって来ており、転機点に達しているのではないかとも思えます。かといって「地球の~」のような映画も可哀想だしねえ、、。女性客がわんさ詰め掛けていると思っていましたが、館内はほとんどが中年男性でございました。やはりB級映画なのかな?
愛妻を亡くした主人公の心の痛みがあまり掘り下げられていないので、ただ苦しそうなキアヌの表情を観客はただ眺めている。結構壮大なミステリー仕立てで、キアヌの内面に入って行かなかったらミステリーに徹すればいいものを、そこも中途半端。こういうのって、苦しいわな。
冒頭の、幼い少女たちを救うためには犯人を殺戮することは当然のごとく殺人機械になるキアヌには少々驚くが、そもそもこのキアヌのイメージに(演技からかもしれないが)しっくり感がないのだ。妻の死と彼女たちを心情的に結びつける何かがあればまた別だろうけれど。
また、ラストでは真犯人を手錠で身動き出来なくさせたまま、非情に殺戮してしまう辺りも説得力がないなあ。これはいただけません。フォレスト・ウィティカーの名優をしてもこの役柄ではお気の毒です。
真犯人も想定どおりで、この手の映画によく見られるどんでん返しのないままお手盛りどおり終わってしまうこの映画、ひょっとして完全B級を目指したものではないはずだろうに、、。
キアヌも皮膚が若者のそれでなくなって来ており、転機点に達しているのではないかとも思えます。かといって「地球の~」のような映画も可哀想だしねえ、、。女性客がわんさ詰め掛けていると思っていましたが、館内はほとんどが中年男性でございました。やはりB級映画なのかな?
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