ホラー映画不得意の我輩がこの手持ちカメラの迫力(「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラスを超えているぐらい)と、映像と密着したど迫力の音響の魅惑の前に目が釘付けになり、もうタジタジとなってしまったことを告白いたします。
内容的には前作よりかなりトーンダウンだが、映像的に興奮度を高めていること、及びナパーム弾の炎火猛烈シーンは映画史上でも一番残酷ではないかと思われること(むしろ僕は原爆を連想してしまった)など見所も多い。
人間が命令一つでどんな酷いことでもやってのける人種だということを指摘しているところは(というか、アメリカ批判でもあるのだが)辛らつであり、一応文明批判と採る。
反して家族の意味が中途半端に解体されてしまっているのは腑に落ちないが、免疫ウイルスを保持できる二人を残すことで新しい国への希望と崩壊を予言するラストはよしとしたい。
ロバート・カーライルが敢えてこの映画に出演していたことは不思議だが、娘役のイモージェン・プーツは弟ともどもいい演技。ホラー映画ではこれ以上の迫力はないと思われる白眉の映画だ。
内容的には前作よりかなりトーンダウンだが、映像的に興奮度を高めていること、及びナパーム弾の炎火猛烈シーンは映画史上でも一番残酷ではないかと思われること(むしろ僕は原爆を連想してしまった)など見所も多い。
人間が命令一つでどんな酷いことでもやってのける人種だということを指摘しているところは(というか、アメリカ批判でもあるのだが)辛らつであり、一応文明批判と採る。
反して家族の意味が中途半端に解体されてしまっているのは腑に落ちないが、免疫ウイルスを保持できる二人を残すことで新しい国への希望と崩壊を予言するラストはよしとしたい。
ロバート・カーライルが敢えてこの映画に出演していたことは不思議だが、娘役のイモージェン・プーツは弟ともどもいい演技。ホラー映画ではこれ以上の迫力はないと思われる白眉の映画だ。
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