
こういう映画を見るともう映画にする題材が枯渇しているのかなあと思ってしまう。そしてソダーバーグもこれが最後の映画作だという。元気の出る映画ではない。それほど面白い映画ではない。結局ソダーバーグは真面目過ぎるんだと結論付けた。
面白いのはあっと驚くどんでん返しが控えているということなんだが、これっていかにも嘘くさいよ。そんなに綿密に何か月も身内の旦那を24時間昼も夜もだませるわけがないように思う。(セックスまでだますわけでしょう?そんなの無理でごわす。)これが真実だったらそれこそ、この女は史上最高の女優賞ものであります。
けれど演技の方はというとルーニー・マーラの虚実と真実のメリハリに効いた演技は秀逸だ。観客をだますにはいい度胸してる。うまい。憎たらしいほどいい。(あまり好みではないけど、、。こんなこと関係ないか。)
他の3人もそれぞれ頑張ってるよ。でもそれだけかな。この映画そのうち忘れ去ってしまい、僕の中で埋没しそうな予感がする。ソダーバーグ、これが遺作だなんて(まだ死んではないけど)ちょっともったいないヨ。
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