まさにB級映画なんだけれど、結構丁寧に作られているので、映画の骨格がはっきりしている。こういう映画は見ているうちにどんどん目が輝いてくる。エンタメの本骨頂だ。
恐らく演出が行き届いているのだろう、画面から画面へのカットも情緒が残るようにB級映画でよく見られるような無愛想な部分はほとんどない。
ただ、ストーリー的にはちょっと欲張ったというか、大きくなりすぎていくらなんでもこんなことのために政治家と企業がそこまでやるか、といったかすかな疑問は沸々と湧き出る。
ラストのまさかのどんでん返しもちょっとまさにエンタメ的で論理性を逸脱しているが、ミステリーではないのだから、まあ面白かったと言わなければならないであろう。
B級映画で、ここまで最後まで持続力を持たせるのはたいしたものだ。【ジョゼフ・ラスナック】の演出力は長けている。脚本もいい。B級映画もどんどん頑張っていいものを僕らに出してほしい。
恐らく演出が行き届いているのだろう、画面から画面へのカットも情緒が残るようにB級映画でよく見られるような無愛想な部分はほとんどない。
ただ、ストーリー的にはちょっと欲張ったというか、大きくなりすぎていくらなんでもこんなことのために政治家と企業がそこまでやるか、といったかすかな疑問は沸々と湧き出る。
ラストのまさかのどんでん返しもちょっとまさにエンタメ的で論理性を逸脱しているが、ミステリーではないのだから、まあ面白かったと言わなければならないであろう。
B級映画で、ここまで最後まで持続力を持たせるのはたいしたものだ。【ジョゼフ・ラスナック】の演出力は長けている。脚本もいい。B級映画もどんどん頑張っていいものを僕らに出してほしい。
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