久しぶりに一気読みの本ではある。高校生の息子がごみ出しに行ったまま帰って来ない。主人公である母親は不眠不休で息子を捜すが、、。
何とも、読んでいくうちにあまりに異常な設定に打ちのめされていくので、謎を捜すこちとらの気持ちも萎えていくのだが、それでも息子が生きているのかどこを彷徨っているのかだけでも確かめようとしているうちに思いがけないラストに突入してしまうという、まあそれなりに面白い作品ではあります。
しかし、謎ときがフェアとは言えず、(というのもすべて犯人の説明によってしまうからであります。通常のミステリーのように読者にヒントを与えてはくれない。そういう意味では作者の一方的な謎ときであるともいえる。)ある意味腹立たしいのであります。
それでも最後まで一気だったのは事実なので、そういう意味でも作者にやられた感は強い。だいたい、いまどき一介の男子高校生がこんな繊細すぎる気持ちを有しているでしょうか、、。そこがまず疑問なのでありますが、それを言ってしまえばこの作品の核は存在しなくなりますのでもう言うまい。
何とも、読んでいくうちにあまりに異常な設定に打ちのめされていくので、謎を捜すこちとらの気持ちも萎えていくのだが、それでも息子が生きているのかどこを彷徨っているのかだけでも確かめようとしているうちに思いがけないラストに突入してしまうという、まあそれなりに面白い作品ではあります。
しかし、謎ときがフェアとは言えず、(というのもすべて犯人の説明によってしまうからであります。通常のミステリーのように読者にヒントを与えてはくれない。そういう意味では作者の一方的な謎ときであるともいえる。)ある意味腹立たしいのであります。
それでも最後まで一気だったのは事実なので、そういう意味でも作者にやられた感は強い。だいたい、いまどき一介の男子高校生がこんな繊細すぎる気持ちを有しているでしょうか、、。そこがまず疑問なのでありますが、それを言ってしまえばこの作品の核は存在しなくなりますのでもう言うまい。
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