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卒業タイムリミット(辻堂 ゆめ 著) (双葉社 2019) 85点

2020-02-17 11:13:28 | 読書遍歴

これはまれにみる快作。高校生時代って、純でいながら意外と世の中のこと分かっていそうで、でも実はいたいけな心しか持ち合わせていない時でもある。

そんな不安定で、さっそうと風に吹く時間の動きを見事表現してくれました。ミステリーとしても本格物として十分合格です。小説を読んでいて久々に涙を流してしまう大失敗をしたことを認めよう。

断然いい小説です。読後感も素晴らしく、言うことなし!

 


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