結構あちこちで賞を獲得している映画。イタリア映画ではめずらしいなあ、是非見なければといそいそ映画館へ。
最初の4,5分の現代ローマの夜の乱痴気騒ぎはどうしたものかと考えたが、あとは人生そのものを映画で考えるという真面目な映画作りであった。
ローマという3000年を通じて人生を見るという視点からはどうしてもフェリーニを連想させるが、まだまだ甘いかなあ。人生は電車ごっこだの、麒麟のトリックのようなものだの、100歳を超えた聖女も出てくるが、即物的で深みがないように思われる。何より僕の心にほとんど何も入って来ない、、。
フェリーニにはまだまだ遠い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます