さすがアメリカのミステリーの常道だけあってお話が超面白い。めずらしく的を得たアフレックの旦那像、悪女極めつけ美女ロザムンド・パイクの迫力、そして余裕たっぷりまた俗っぽいコメディをふんだんに入れたセリフ回しなど、エンターテイメントでありながら秀逸なミステリーに仕上げ見ごたえがある。
何とも怖い話だが、中盤で何とネタばらしが行われ、逆にそこからが別の話のようにイキイキするところが素晴らしい。
ロザムンド・パイクの当たり芸に注目。テレビ放映を見て、切り捨てたはずの夫にまたまた惚れ直すシーンのうまさ。ホント憎らしい。下種っぽさがとてつもなくいいね。
アフレック、あれほどのの悪女を前に所詮B級人生を流し生きてきたしょぼい男を演じ切る。演技だとは思うが、自然(体?)でなかなかうまく、唸ってしまう。
まあこの面白さは映画館で体験してください。アメリカミステリーの方向性も十分楽しめますぞ。
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