セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

救済 SAVE(講談社 2018)(長岡 弘樹 著)  75点

2019-02-10 20:17:36 | 読書遍歴

青変わらず最後に逆転を魅せる長岡節です。今回もかなり強引なんだが、それでももうずっと彼の作品を読んでる愛読者たちは従順に納得する。全編を貫く透明感が好きだなあ、、。

6篇の短編集だが、僕はヤクザの世界の筋を見せてくれた「最期の晩餐」が好き。「夏の終わりの時間割」は切なく悲しすぎる。「三色の貌」は特異な題材で、冒頭に持って来るのはさすが。長岡の才能を光らせている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浪花グランドロマン「ホワイ... | トップ | コンビニ人間(文藝春秋 2016... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書遍歴」カテゴリの最新記事