グランドロマンの演劇はここ2,3年、欠かさず見ている。安易ではないが、強烈にこちらに訴えるものが常に存在する。今回も楽しみにしていた。
8人の女たち。どこにでもある介護センターが舞台だ。時間はAIが主要となる現未来。けれどそこにあるのは、まるで卑近な、どこにでもありそうな現代の日常。前所長が自死したときに残した遺書から人はあたふた動き廻る、、。
初めてかもしれないが、今回の劇は不思議とこちらにづんづん入ってこない。通り抜ける。共有点がない。日常とは言いながら、どこかブラックな未来社会を見通しているのだろうが、すり抜ける。
僕の意識の中で彼女たちは空回りしてる。僕はこの劇を理解するすべもなく、ただ眺めてる。
普通そうでいて結構難解な劇だったような気もするのだ。それとも僕の演劇への理解度の低さだけかも、、。
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