オリンピックが始まってしまったので、好きな映画鑑賞はちと止まっている。
さて、オリンピックも中盤。オリンピック自体はますます盛り上がろうとしているが、JAPANとしては終盤とまではいかないが、そろそろメダルを狙えるのが水泳の男子メドレー、女子レスリングと女子マラソンぐらいでしょう、から、実質的に外国の頑張りを見ているだけの後半になりそうな気がする。
まあ、それでも一つ一つ見ていれば結構緊張感も . . . 本文を読む
石持浅海の本はすべて読むことにしている。さて、待ち望んだ最新作。
新境地というか、かなり彼の作品の中でも毛色の変わったものとなっている。結構読み物っぽいところもある。しかも殺人の描写、その心境がリアルすぎるので、僕のような正常な人間には娯楽で読めてしまうが、少々その手がお好きなオタクとかにはこういうものを読ませていいのか、とか心配しちゃうほどの迫真的な描写でございます。
だいたい、そういう部分は . . . 本文を読む
宮部みゆきの本。いつも気になって読んでしまう方だが、ここ10年ぐらいはミステリーからは遠ざかっている感がなくもない。本作もミステリーという触れ込みだが、いわゆる犯人探しからは遠い存在の小説であり、現在の恐怖すなわち人間の毒というものを描いた秀作であります。
彼女の作品のいいところは人が生き生き描かれているということだ。人物描写が本当に申し分ないほど秀逸ですばらしい。それだけでも読む価値がある。ほ . . . 本文を読む
いよいよ盛夏、じりじりうだる太陽。今年はせっかくこの季節のために日傘を買ったのにいざさそうとすると恥ずかしがってしまう。依然暑い夏だ。
月曜日は午前中はいつもの天六へ。ここでB級アクション映画「シューテム・アップ」。
俳優陣はクライヴ・オーウェンなど一流どころ。面白くないわけがない。でも見てみるとトンデモ馬鹿映画で恐れ入りました。夏の暑さ対策には最高です。
午後日本橋で演劇鑑賞。MASTER:D . . . 本文を読む
目を背けたいような真実がスクリーンに展開される。それはタイにおける幼児売春、幼児臓器売買のことであります。我々日本人たちはこの映像を見た瞬時それは遠い世界のことなんだなんていっていられなくなる、そんな強烈な映像であります。知りたくなかった映像であります。
家畜のような牢獄に住まわされた子供たち。家族からも見捨てられた彼らにとって生きるということはどういうことなのか、彼らをカネで買っていく外国人た . . . 本文を読む
エドワード・ノートンがコミックアクションに主演というだけで興味津々の映画であります。今までどちらかというと硬派映画に出ていた彼が何故?と思いながら見ていましたが、、
映画としては別にどうということもない変身映画なんだけれど、スーパーマンとかと違ってヒーローではないところがこの映画のミソでしょうか。どちらかというと巨大化しちゃうと手を付けられないのでこんなのが近くにいるとただの変身怪獣もどきであり . . . 本文を読む
映画は娯楽。まさに映画ならではの飛び切りお楽しみがいっぱい詰まった行け行けガンアクション映画。完全B級映画なんだけれど、この映画を作った人はセンスが滅茶あります。
まず、俳優が一流で立派。主役の男優二人はとても活き活きしています。楽しんで役を演じているのが画面を通じて分かってくる。二人の心理駆け引きも面白い。特に静と動を対比させているのがいい。
追いかけ役の悪役ポール・ジアマッティの頭脳推理。 . . . 本文を読む
外は35度ぐらいの照り返しの厳しい真夏。そんな暑い日に熱い舞台を見ました。舞台が中央というか、観客席が両端にあり舞台が法廷を呈している。しかも、その法廷は人力で回転する。観客席はそのまま傍聴席であります。
会場全体が法廷という雰囲気の中数々の裁判が繰り広げられる。なかなか凝っていますね。エピソードも一つ一つ練られている。
ただ劇には直接関係ないけれども会場が空調があまり効いていないので少々暑い . . . 本文を読む