クロガネモチは、街路樹や庭木としてよく植えられている木です。
見かけるのは、高さ5~6mの木が多いですが、結構大きくなります。
写真は、鹿児島市祇園之洲公園にあるクロガネモチの木です。
案内板によると、樹高12m、樹齢100年で、鹿児島市の保存樹に指定されています。
このクロガネモチの実が赤く熟れてきました。
クロガネモチの実は、非常に長い間実をつけることでも知られています。
半年くらいは実をつけており、古い実と新しい青い実が同時になっていることもあります。
これだけ長い間実をつけていても、小鳥が食べているところを見ることはあまりありません。
クロガネモチという名前は、葉柄や幼枝が黒っぽい色をしていること、また葉が乾くと黒金色になることから付けられたそうです。