長崎堤防
2006-12-07 | 史跡
昨日、川内川河口の写真を撮った薩摩川内市高江長崎地区に、長崎堤防という変わった堤防があります。
川内川左岸に築かれた堤防で、写真のようにギザギザでノコギリの刃のような形をした堤防です。
この堤防は薩摩藩主島津光久が、小野仙右衛門を普請奉行に任じて築堤させたもので、1679年から8年の歳月をかけて造られました。
堤防の背後は干拓地で、それまでの堤防は築いては流されるの繰り返しだったのを、写真のような形状に変える事により、水勢を抑えることができたそうです。
堤防の延長は640m、刃状の突起は7箇所あります。
難工事の最中、
「娘を人柱にたてよ。その流れに沿って築堤せよ」
とのお告げがあり、娘の袈裟を人柱にたてて工事は完成した、との袈裟姫伝説が残っています。
川内川左岸に築かれた堤防で、写真のようにギザギザでノコギリの刃のような形をした堤防です。
この堤防は薩摩藩主島津光久が、小野仙右衛門を普請奉行に任じて築堤させたもので、1679年から8年の歳月をかけて造られました。
堤防の背後は干拓地で、それまでの堤防は築いては流されるの繰り返しだったのを、写真のような形状に変える事により、水勢を抑えることができたそうです。
堤防の延長は640m、刃状の突起は7箇所あります。
難工事の最中、
「娘を人柱にたてよ。その流れに沿って築堤せよ」
とのお告げがあり、娘の袈裟を人柱にたてて工事は完成した、との袈裟姫伝説が残っています。