鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

かからん団子

2006-12-23 | 食べ物
種子島から、かからん団子が送られてきました。
かからん団子は、5月の端午の節句の頃よく作る鹿児島の郷土菓子ですが、この時期以外にも作ります。

材料は、団子の粉(もち米粉、米粉を1:1で混ぜたもの)、ヨモギ、砂糖・塩少々で、これらを混ぜて水を加えて練り、丸めます。
これをサルトリイバラの葉で包んで、蒸し器で蒸します。

サルトリイバラは、とげのあるつる植物で、秋に赤い実をつけます。
鹿児島では、サルトリイバラの葉のことを、かからん葉といいます。
「かからん」とは鹿児島弁で触らないという意味で、とげがあるためサルも触らない、ということに由来しています。
味は、もっちり感があり、ヨモギの味がほんのりする素朴な味です。

コメント
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