鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

喜入のリュウキュウコウガイとハマボウ

2010-07-04 | 植物
鹿児島市喜入生見町にリュウキュウコウガイがあります。


メヒルギのことです。
実が、琉球のこうがい(かんざしのこと)に似ているため、リュウキュウコウガイ(琉球笄、メヒルギ科)といいます。
国道226号の脇にあり、最近、駐車場と見物台が整備されました。


海水と淡水が混じるところに生育し、マングローブを形成します。
喜入のリュウキュウコウガイは、自生の北限地で、国の特別天然記念物に指定されています。


根元。
ホースで水をかけています。


リュウキュウコウガイの実です。


付け根のところが飾りで、細長い実が出ており、確かにかんざしに似ています。


リュウキュウコウガイの隣には、ハマボウの群落があります。


ハマボウ(浜朴)アオイ科
暖地の海岸に生える木です。


ハマボウの花。
オクラの花に似ていますが、同じアオイ科です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする