鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

獅子島(2)

2007-10-11 | 風景
獅子島の紹介の続きです。

片側港から、島の南にある幣串(へぐし)に向かいました。

途中から右に伊唐島が見えます。
伊唐島と長島は橋(伊唐大橋)でつながっています。


島の南にある幣串港と幣串集落。
獅子島はリアス式海岸の島で、集落はこのような入り江にあります。
ここに幣串小学校があります。

片側に戻り、今度は北にある御所浦へ向かいました。

御所浦の入り江。
中央の半島の先端がモジロ鼻。
波穏やかな入り江が広がり、ここにも養殖の生簀が浮かんでいます。
入り江の奥に御所浦の集落と獅子島小学校があります。
獅子島には、小学校2校、中学校1校があります。


御所浦にある獅子神社。


御所浦の港と集落。

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獅子島(1)

2007-10-10 | 風景
南北600kmと細長い鹿児島県。
その最北端にあるのが獅子島です。(ちなみに南端は与論島)
八代海にあり、西に天草下島、東に熊本県芦北があり、熊本県内にあるといってもいい島です。
鹿児島から獅子島に行くには、長島の北にある諸浦島からフェリーで行きます。
このため、離島の離島といわれます(長島と諸浦島は本土と橋でつながっているので、正確にはこの表現は合っていませんが)。
行政的には、長島、諸浦島、獅子島、伊唐島を合わせて長島町となっています。


長島の北に諸浦島があり、長島との間の海が乳之瀬戸です。
これは乳之瀬戸にかかっている乳の瀬橋。
乳の瀬とは、潮の干満により瀬が乳の形に見えるためだそうです。


諸浦島の本浦港より獅子島を望む。
長島町はブリの養殖が盛んで、養殖の生簀が浮かんでいます。


フェリーは諸浦島の北にある諸浦港から出ています。
これは獅子島に渡るフェリーロザリオ。
乗用車(4~5m)で片道2080円。


フェリー上から眺めた獅子島。
山がちの島です。


諸浦港から20分で獅子島の港、片側(かたそば)港に着きます。
左に見える大きな建物が獅子島中学校。
獅子島は人口1050人、主な産業は漁業とミカン栽培です。
また、化石の島としても知られています。
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むかごご飯

2007-10-09 | 食べ物
山芋が取れる季節になりました。
鹿児島では山芋から作られる「かるかん」が代表的な郷土菓子です。
今日の話題はかるかんではなくむかご。
むかごは山芋のツルの途中(葉の付け根)に付く実です。
今の時期、山芋と同様むかごが収穫できる季節です。
山芋と同じとろみのある食感で、山芋を濃縮したような食べ物です。


直径1~2cmの、ミニじゃがいものような形のむかご。
食べ方は、そのまま塩茹でにして食べてもいいですが、むかごご飯を作りました。


むかごご飯。

材料は、米、むかご、ホタテ、薄揚げ、きのこ(しいたけ、しめじ等)。
塩、酒、みりん、しょうゆ、だしの素で味を付け、炊き込みご飯にします。
むかごはほくほく感があり、素朴な味わいがあります。
秋の味覚の1品です。
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流合の滝(仮称)

2007-10-08 | 水辺の風景
紫尾山の北東の中腹に滝があるので訪ねました。
国道328号線の紫尾峠から出水方面に行くと、定之段トンネルがあり、これを過ぎると左にそうめん流しの看板があるので、ここを左折します。
そうめん流しの店の手前の橋を渡り、右岸沿いの林道を上流へ行きます。
林道は未舗装で通りにくいので、4輪駆動車がいいかもしれません。
約10分走ると右に滝が見えてきます。
川は、米ノ津川の支流の鍋野川の、さらに支流の流合川です。
滝の名はわからないので、流合の滝(仮称)としました。


滝は高さ約20m、幅は2~3mと細く、下は飛沫が広がっています。
この上流が紫尾山になります。
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紫尾山

2007-10-07 | 風景
紫尾山は、さつま町と出水市の境界にある山で、北薩一の高さを誇ります。
標高は1067mあります。


宮之城市街地から眺めた紫尾山。


さつま町泊野から眺めた紫尾山。
麓は竹林の多いところです。


山頂はアンテナ群に占領されています。

国道504号線の堀切峠から山頂まで車道が通っており、山頂へは車で行けます。
このため、登山としての魅力はいまひとつですが、堀切峠と反対側の登尾登山口から登山道があります。

紫尾山は、屋久島、高隈山、金峰山などと同様に、花崗岩からなる山です。
鹿児島の高い山は、霧島山系や開聞岳(これらは火山岩)を除き、花崗岩からなる山がいくつかあります。
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稲富神社の古木群

2007-10-06 | 巨樹・古木
さつま町の宮之城市街地から、国道267号線を大口方面へ行くと、求名(ぐみょう)という地区があります。
求名駅前(ただし求名駅という駅は廃止されて今はない)というバス停があり、そこの国道より左に稲富神社があります。


稲富神社。
寛文9年(1669年)の創建で、求名村の村社でした。
神社の境内に古木群があります。
この古木群は、さつま町指定の文化財(天然記念物)になっています。
では、順番に見ていきましょう。


イチイガシⅠ
 樹高25m 幹周り3.3m 推定樹齢190年


イチイガシⅡ
 樹高28m 幹周り5.5m 推定樹齢320年


イチイガシⅢ
 樹高34m 幹周り5.1m 推定樹齢300年


タブ
 樹高15m 幹周り5.7m 推定樹齢170年


イヌマキ
 樹高15m 幹周り1.7m 推定樹齢320年

境内は、これらの古木・大木に囲まれてうっそうとしています。
このため写真が全体に暗いものになりました。
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ワープロ

2007-10-05 | エッセイ
最初にワープロなるものが出現したとき、このようなものが普及するとは思えなかった。
同音異義語が多い日本語で、変換の手間が大変だからである。
事実、出始めのワープロは誤変換ばかりで、入力より変換のほうに時間がかかった。

最初に使用したワープロはキャノワードというワープロ専用機だった。
この頃は、書院、オアシスなどというワープロ専用機花盛りだった。
フォントの種類も揃っていなくて、全角のほかは倍角と4倍角があるだけだった。倍角は、横に倍伸びるだけだった。

その後、パソコンのワープロソフトとなり、一太郎を使用するようになった。
一太郎は、なかなか使い勝手のいいソフトだったが、やがてワードに席巻されてしまい、今はワードを使用している。
変換の問題も技術が進化し、小まめに単語登録をしておくと、90%くらいの割で正しく変換される。

ただし、日本語の性格上、誤変換は避けられない。
作家の中には、変換のたびに思考が中断されるのを嫌って、手書きにこだわっている人もいる。
書くリズムを大切にする作家ならではであろう。

誤変換にもいろいろあるが、○○など作成すると書こうとして、「○○とうさくせい(等作成)」と入力すると、○○倒錯性と変換され、いきなり倒錯した性の世界が現れ、私としては
「おいおい、ワープロ君、そこまで気を回さなくていいよ」
と言いたい。
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鷹ノ子岳

2007-10-04 | 風景
昨日紹介した清浦ダムの近くに鷹ノ子岳(標高422.1m)があります。
ダムの上流で川が2つに別れており、山は川に挟まれたところにあります。


清浦ダムの堤体付近から眺めた鷹ノ子岳。
山頂付近は剣岳のように尖っています。
また、人の鼻にも似ています(左が頭)。


反対側(内之尾付近)から眺めた鷹ノ子岳。


麓にある鷹ノ子神社。
神社の右から登山道がありますが、登る人は少ないようです。

この山が鷹ノ子岳ということは、ネットで調べてわかりました。
神社も鷹ノ子神社であり、鷹ノ子岳で間違いないと思いますが、地図(1/2万5000)には名前が載っていません。
ところが、この山の北西1.5kmのところに、標高481mの鷹ノ子岳という山があるのです。
写真の山が鷹ノ子岳というのが間違っているのでしょうか。
それとも近くに同じ名前の山が2つあるのでしょうか。
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清浦ダム

2007-10-03 | 水辺の風景
昨日紹介した内之尾の棚田へは、清浦ダムを通っていきましたが、その清浦ダムです。
場所は薩摩川内市入来町清浦で、川は川内川水系樋脇川にあります。


清浦ダムのダム湖。
堤体の上から眺めたものです。
春は湖畔に桜が咲き誇ります。


貯水池の上流にある橋。
その名も「夢かけ橋」というきれいな名前の橋です。
斜長橋で、車の通れない人道橋です。


清浦ダム本体
 
 ダム型式:重力式コンクリートダム
 堤高:38.1m
 堤頂長:66.5m
 総貯水容量:1000万m3
 完成:1974年
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内之尾の棚田

2007-10-02 | 風景
国道328号線を、入来峠から入来に下りていくと、左に清浦ダムがあります。
ダムの堤頂の道路を通って左岸に渡り、そのまま車で4~5分走ると内之尾地区に着きます。
ここに内之尾の棚田があります。
場所は、薩摩川内市入来町内之尾地区です。


内之尾の棚田。
稲が黄色く実り、もうすぐ稲刈りの時期を迎えています。
日本の棚田100選に選ばれている棚田です。


同じ場所から下の棚田を見たもの。


道路脇に、沢水を引いてモウソウチクから清冽な水が流れているところがありましたので、のどを潤しました。
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