ものすごく久しぶりに『キャッツ』を観劇してきました。
お気に入りがいくつかありまして・・・・・
アスパラガス演じるグロールタイガーが好きです。芝居猫・・・・カッコいいです。「今の役者は稽古もろくにしないで・・・・」みたいなセリフがあるのですが、ちょっと皮肉めいていて好みです。アスパラガスが過去の栄光をしみじみ語る場面は、切なくて涙がこぼれそうになります。
鉄道猫のスキンブルシャンクスも好きです。曲が軽快でノリがいいですよね。ガラクタがたちまちのうちに、汽車になるところがマジックみたいです。
マジックと言えば、ミストフェリーズ。ダンスが見せ場ですよね。後半のみどころだと思います。
今回の観劇で確信したことがひとつ。私・・・・マンカストラップという役どころが好きなんです。絶対!!
気がつくとマンカストラップを目で追っているんです(笑)
遠い昔は飯野おさみさんでした。そして今回は萩原隆匡さん。
この方、2004年のキャッツ観劇では、ギルバード役だったのです。全員が並ぶと一番端の方にいたんだよね~~。背が高くて、ちょっとかっこいいかもなんて思っていたら・・・・・今回マンカストラップで常にセンター。頑張ったんだね~~~と、ちょっと嬉しくなりました。特に力を入れて応援していたわけではないけれど(笑)そういえば、先日はソング&ダンスのダンスパートだったな。
マンカストラップ・・・・リーダーで常に守ってくれるような感じがカッコいいんだな。
友達というか・・・・先輩がパッチワークの作品展をしているので、出かけてきました。
毎年この時期に、お披露目があります。
行く度にすごいなぁ~~とため息・・・・大作ばかりなんです。
パッチワークってちょっとだけ興味あり、そしてちょっとだけ独学でやったこともあるのですが、布の色あわせで挫折です。
やはりセンスが必要なんですよね。どうもパッとしなくて・・・・・。
針でチクチク縫うこと、嫌いじゃないんですけどね。
随分前に、画家の原田泰治さんの美術館に行った時に、原田さんの作品を布で表現しているコーナーがあって・・・・・・ちょっと憧れなんです。
だから、いつかゆっくりと向かい合いたいと思う物のひとつです。
写真は、先輩の作品ではないのですが、その会場で販売していたブローチ。バッグ型です。母へのプレゼントにしました。
『ストーリー・セラー3』です。
このシリーズは、読んだことのない作品にも触れることが出来て、実に面白いです。
残念ながら、この形での発行は、これで終了だそうです。ちょっと残念・・・・。
1と2からの続きの作品がありまして、それも楽しみなのですが、今回はさだまさしさんの作品が掲載されていたので、文庫になる前に即購入。
いつものパターンで買って安心し読まず、すでに文庫化されています。もっと早く読めば・・・ですよね。
さだまさしさんの作品は「片恋」。
天は二物を与えずっていうけれど、さださんは何物もらっているのかしら・・・・って思っちゃいます。
「片恋」では主人公の南が、報道という仕事で悩むシーンがあります。ある事件で報道としてカメラを回す意味がどこにあるのか・・・・それよりも大切な事があるのではないかと・・・悩みます。実にリアル、心の葛藤が手に取るように分かりました。ちょっとミステリー要素のある話で、ページがどんどん進みました。
ストーリー・セラーは終了ですが、ミステリーとファンタジーも出ているので、そちらも楽しみ。もちろん購入してあります(笑)
『Das frohgemute Konzert Op.4-ピアノ2台4手の調べ)』に行って来ました。
タイトルを見たって、「なんのこっちゃ~~」の私ですが、とにかくピアノ2台での演奏です。
途中、演奏者による解説もあったのですが、要は基本ソロであるピアノを2台、4本の手を使う・・・・1手はメロディ、他3手はその伴奏となるってことです。だから2台だけど、一つの音に聞こえることが大切なんですって。音に奥行きがでる感じがします。厚みって言うのかな・・・。
ショパン、バッハなど、普段の私が絶対耳にしない曲を堪能してきました。
ラストアンコールでタイトルは忘れましたがワルツ曲、素敵でした。踊っている王子と、姫を想像できちゃう感じでした。
クラシックは、全く分からない私ですが、ゆったりと聴くっていいですね。
会場は60名くらいしか入らない、小さな会場でしたが、こういうコンサートにはピッタリだと思いました。