ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇28(日比谷で逢いましょう)

2023-11-25 22:26:02 | 観劇
『日比谷で逢いましょう』を観劇。
出演は春風亭小朝さん、島田歌穂さん、島健さん、ゲストは中川晃教さん。

前半は小朝さんの小噺と落語…
これがものすごく面白かった〜、楽しかった〜
今の政治ネタも入って、立板に水の如く話が流れていく。引き込まれました。
落語は死神が出てくるお話。
死神が足元に座っている時は、呪文をとなえて追い払えるけれど、頭の方に座っていたら諦めるしかないと死神さんに教えてもらった芸者さん。

医者となりお金を稼げるようになるけれど、そのうちに頭の方に座っている死神さんもどうにかしなくてはならなくなる。はたして、どんなやり方をして死神との関係はどうなるか…

小朝さんの独演会に足を運んでみたくなりました。

後半は島田歌穂さんの歌です。
ミュージカル曲を中心に聴けせてくれました。
マイ・フェア・レディ、サウンド・オブ・ミュージック、キャッツなどなどです。
中川晃教さんは星に願いを歌って、歌穂さんとレディ・ガガの曲をデュエット。

歌穂さんの日比谷の思い出は、やはりレ・ミゼラブル。
オン・マイ・オウンと言えば島田歌穂さん。
島田歌穂さんと言えばオン・マイ・オウンと言っても良いのではと思います。今回も拍手鳴りやまずでした。

中川晃教さんが出演したミュージカル「チェザーレ」の曲は島健さんだったのですね。曲が出来上がると、こんな曲だよとデモテープというのかな…それが届けられるそうで、それを歌っているのが島田歌穂さんだったそうです。夜中の2時、3時に歌ってくれない?って言われるんです〜と、裏話も教えてくれました。
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観劇27(連鎖街のひとびと)

2023-11-22 23:37:30 | 観劇
こまつ座の『連鎖街のひとびと』を観劇しました、2000年が初演だったそうです。私ははじめての観劇です。

出演は高橋和也さん、千葉哲也さん、加納幸和さん、鍛冶直人さん、西川大貴さん、石橋徹郎さん、霧矢大夢さん、朴勝哲さんです。

舞台は終戦直後の満洲国大連市連鎖街。すでにソ連軍の軍政下におかれています。商店は営業停止。そんな中のホテルの地下室。

ソ連兵士のために芝居を見せることとなり、劇作家のふたりとも、高橋和也さん、千葉哲也さんが頭をかかえています。
アイデアが浮かばず、何度も逃げ出そうとするのですが、何度となく止められ、そのうちに作曲家も登場。この作曲家、高橋和也さんの親友の忘れがたみであり、親代わりとなっています。ハルピンのスター、ジェニイも現れる。作曲家とジェニイは婚約中なのだけど、そこにジェニイの昔の男がやってきて、つきまとう。その一部始終(会話だけ)を作曲家、西川大貴さんが聞いてしまう。激しく落ちこむ。

これをなんとかしようと、高橋さんが動き始める。木を隠すなら森、嘘を隠すなら大嘘を、ということで、芝居のセリフを言っていたと言う設定で脚本を完成させる。

果たして舞台は成功するのか…

井上ひさしさんの舞台らしく、何度もクスッと笑える場面があり、楽しく観劇しました。

シェイクスピアやチェーホフ、モリエールの芝居の違いを語るのが面白かった。

そして、自分達の芝居は、オペレッタという事になり、ひたすら稽古に励む。「シベリアのリンゴの木」というタイトル。この話に出てくるロシア人の名前がものすごく長くて、かんでしまう芝居をする石橋徹郎さんが面白くて、面白くて大笑いしました。

結局、違う演目が入り、芝居は中止になるんです。
そして、引揚船のお願いも却下する手紙が届く。
日本も焼け野原となり、大変な状態だから受け入れられないと…

それを聞いた千葉哲也さんが、「そうなる前に戦争をやめればよかったんだ」と怒ります。誰もがそう思うはず、戦争中だって、誰もが思うはず、でも、声に出せない。それが戦争なのか…

井上さんの作品は本当に難しいことをわかりやすく伝えてくれると思います。

高橋和也さん、男闘呼組のイメージ全くなく、とても素敵でした。
中国人の役をした加納幸和さん、面白かったです。目を引きました。
ピアノ演奏の朴さん、今回、セリフがたくさんありました〜。
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読書26(君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい)

2023-11-15 15:06:36 | 読書
浅田次郎さんのエッセイ集、「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」です。随分前に購入したのに、今頃です。

やはり浅田さんはいいなぁ~。「飲む、打つ、買う」でなく、「読む、打つ、書く」の人。これだけ連載など抱えて締切に追われているのに、規則正しい生活と、大好きな読書を怠らない。ただ、ただ、すごいなあと思う。

「読む」では、1日1冊は必ず読む。
「打つ」は競馬のみ。
「書く」はもちろん、数々の小説。

競馬の話がたくさん出てきます。よくわからなかったりするけど、競馬に取り組む姿勢が面白い。

気になった文章は書き留めているのだけど、この本はたくさんありました。その中のひとつ。

「与えられた環境に依拠せず、すべての実力はおのれが作り出す」

「天は天業わなすべき者にしか、試練を与えない」

この本で200冊読了。
2016年9月から記録しはじめて、7年かかって200冊。もう少したくさん読みたいなぁ~
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読書25(金春屋ゴメス 因果の刀)

2023-11-04 18:16:19 | 読書
西條奈加さんの「金春屋ゴメス 因果の刀」です、
シリーズ3巻目です。

今回も面白かった〜
江戸国が日本国に狙われてしまう。
江戸国深くに白緑石があるとわかり、日本国に狙われてします。ゴメスも牢屋に囚われて、どうなることやらと思ったけど、手下達の協力もあって無事に解決。

日本国に狙われて江戸国は明暦の大火以来の火事となるけれど、復興も最後には見えてきたし、また続編が読みたいなぁ。
ゴメスとその仲間たちに会いたくなる。

登場人物がいきいき書かれていて、本当に楽しいし面白い。痛快時代劇です。

それにしても、ゴメスは馬込寿々という女性なんだよね〜
読んでいると女性であることを忘れるわ…いや!女性とやはり思えないなぁ(笑)

ゴメスしか乗りこなせない馬、黒鬼丸の存在もすごくいいのよね〜黒鬼丸、かっこいい〜。

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観劇26(ピアノリサイタル)

2023-11-03 22:54:54 | 音楽
知り合いのピアノリサイタルへ。

曲目は
 
ハイドン:アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVIL6
 
ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
 
ラヴェル:ソナチネ
 
尾高尚忠:ソナチネ

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

クラシックは全く、知識のない私。
寝ることなく(笑)、聴き入りました。

尾高尚忠さんの曲はちょっとアジア的な感じ。
「展覧会の絵」は、あっ!この曲!って思いました。

楽器を弾けるっていいなぁ~。

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