阿川佐和子さんの「ことことこーこ」です。
泣けました。
離婚して実家に戻ってきた香子さん、38歳。
両親と暮らし始めるのですが、母の異変に気がつきます。その直後、父親が突然亡くなり、母と二人の生活が始まります。
香子さんはフードコーディネーターになったばかり、介護と仕事の両立に悩んでいきます。
お母さんは認知症なのですが、物忘れがひどくなり、同じ話を何度も繰り返す。根気よく接していてもイライラして怒ってしまう。
怒ってしまいとても後悔する香子さんの気持ちが本当によく分かる。私自身もそうだったとある意味励まされたり。
施設に送り出す時の悲しさとか、切なさが亡くなった母と重なってしまい、泣けてきてしまう。
香子さんのお母さんは、忘れながらも母親としての自覚は根底にある。それもまた切ない。
弟夫婦との関係とか、仕事仲間達の関係など、とても丁寧に書かれていて読みやすかった。
何気なく、手に取った本だけど良い物語だった。
タイトルの「ことことこーこ」の意味も、なるほど~と納得!
泣けました。
離婚して実家に戻ってきた香子さん、38歳。
両親と暮らし始めるのですが、母の異変に気がつきます。その直後、父親が突然亡くなり、母と二人の生活が始まります。
香子さんはフードコーディネーターになったばかり、介護と仕事の両立に悩んでいきます。
お母さんは認知症なのですが、物忘れがひどくなり、同じ話を何度も繰り返す。根気よく接していてもイライラして怒ってしまう。
怒ってしまいとても後悔する香子さんの気持ちが本当によく分かる。私自身もそうだったとある意味励まされたり。
施設に送り出す時の悲しさとか、切なさが亡くなった母と重なってしまい、泣けてきてしまう。
香子さんのお母さんは、忘れながらも母親としての自覚は根底にある。それもまた切ない。
弟夫婦との関係とか、仕事仲間達の関係など、とても丁寧に書かれていて読みやすかった。
何気なく、手に取った本だけど良い物語だった。
タイトルの「ことことこーこ」の意味も、なるほど~と納得!