ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書 28(鷺と雪)

2011-11-29 23:27:38 | 読書

Photo 北村薫さん『鷺と雪』です。

とうとう完結編の3作目です。

昭和8年頃からの話で、この3巻が昭和11年。

やはり、最後が2・26事件と絡み、ちょっと切ないです。

過去の歴史がわかる分、これから主人公であるお嬢様が戦争時代をどう生きるのか、お嬢様のお兄様はどんな運命をたどるのか・・・華族制度がなくなってしまってからどうなるのか・・・など色々考えてしまいました。

救いなのは、主人公、花村英子さんはしっかりと時代を捉えて、社会を見つめているということ、そしてベッキーさんがしっかりそばについていてくれるだろうと思えるところです。

この物語に登場した人達が、悲しみの時代をしっかり乗り越えて欲しい・・・そんな余韻が残る物語です。

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12人衆

2011-11-27 10:12:04 | 手作り

毎月送られてくる手作りキット。

携帯のストラップにしています。

送られてくると作り・・・を繰り返し1年。

12人?揃いました。並べてみると笑えます。

何の動物かわかるかしら?

Photo Photo_2

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読書 27

2011-11-21 17:39:17 | 読書

北村薫さんの『玻璃の天』です。

『街の灯』に続く、第2巻です。

主人公は花村英子さん。昭和初期の華族のお嬢様。

でも、我がままな偉そうなお嬢様でなく、色々な事に興味をもち、物事をしっかり見つめとても凛とされている素敵な方。お友達になりたいと思ってしまいます。

このお嬢様の運転手、別宮さんことベッキーさんがまた素敵。

そして、2巻目を読んで思ったこと・・・・・・・

日本語がとてもきれい!!

物語と関係なく、言葉は大切にしなくては・・・・と思いました。

Photo

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改めて

2011-11-20 22:37:50 | インポート

先日、父の具合が悪くなり10日ばかり入院し、昨日退院しました。

私が帰宅すると、父の具合が良くないと母から聞き、すでに9時過ぎだったので、どうしようか・・・とかなり悩みました。こういう時の判断って悩みます。

救急車を呼び、病院に運んだ方がいいのか・・・でも、意識もしっかりしていて自力で動くことも出来る・・・悩んで、悩んで、受け入れ病院をまずは当たることにしました。

夜9時では主治医にも連絡はつきません。最寄の少し大きな総合病院に電話を入れましたが、担当医がいないので受け入れ出来ないといわれ、救急相談センターの電話番号を教えてもらいました。

救急相談センターで、3件の病院を教えてもらい、近い順に電話。1件目は他の患者さんを治療中で受け入れ出来ず、2件目でやっと受け入れてもらう事ができました。ここまで1時間もかかり、病院に着いたのはその30分後。

点滴、検査と続き、終了は午前2時。翌日、再診察で入院となりました。

いざと言う時に自分がどんだけ、慌ててしまうかという事がつくづく分かりました。そして、判断、決定が一人で出来ない。今回は弟と連絡をとりながらやっとです。弟には自分で判断して行動するようにと怒られました。今回の反省を次につなげないとと思っています。

そして、高齢者にとって入院、環境の変化がいかにリスクになるかがよく分かりました。少し安静にするだけで、体の動きが悪くなります。

骨折すると寝たきりになるよ・・・と言うのは、こういう事なんだと実感しました。

これからは、ちょっとの体の変化も気をつけなくてはと思っています。

あとひとつ、どうにかしないといけないのは、車の運転。ペーパードライバー歴20年です。ペーパドライバー講習に行ったとしても・・・・・・・自信はない!どうしようかな・・・・。

コメント (8)
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観劇 46(江戸の青空 弐)

2011-11-19 23:44:29 | 観劇

『江戸の青空 弐』を観てきました。これ壱を2009年6月1日に観劇してまして、とても面白かった。なので、即決で今回もチケットを取りました。

今回も大いに笑わせてもらいました。物語の主流は落語だと思うのです。あちこちに落語の要素を取り入れ、物語にしているのだと思います。とにかく話のテンポがとてもいい。次はどうなるの?とトントンと話が進み、間をあけさせず集中できます。

出演は坂東巳之助さん・植本潤さん・松永玲子さん・戸次重幸さん・朝倉あきさん・吉野圭吾さん・柳家花緑さん・松尾貴史さんです。

植本潤さんが楽しかったです。ちょっととぼけた丁稚さんですが、いい味出していました。松永玲子さん面白い!!植本さんも松永さんも前回出演されていたメンバーです。

吉野圭吾さん・・・とにかく足が治って良かった~~まだ完全ではないと思うけど、見ている分には違和感はありません。この方の若旦那ぶり、素敵です。時代劇のカツラをつけているけど、素敵です(笑)

朝倉あきさん、お嬢様の役なのですが、とても爽やか~~~お似合いでした。

花緑さん・・・面白かった!!なんと、途中で女形にもなるのですが、怖い・・・です(笑)12月の花緑さんの独演会に行く予定ですが、とっても楽しみになりました。

笑って笑ってハッピーエンドの物語は、やはりいいですね。

客席に吉田鋼太郎さんを発見。

ジーンズにとても落ち着いた感じの紫色のジャケット、とってもダンディでした。そして何より感動したのは、カーテンコールで誰よりも早く1番にスタンディングしたこと。とっても素敵でした。

ところが、カーテンコールが終わったら鋼太郎さん、キョロキョロして探しもののご様子。私達は2階席から見ているので、指輪でもなくしたのでは?と思ったのですが、指輪は指にあるのを確認。

おっ!パンフがない!!とすぐに分かりました。きっと立ち上がった時に、落とされた様子。上から見ても、見当たらず・・・・・鋼太郎さんはあきらめて帰りました。

もし、上から見て発見できたら、すかさず声をかけられたのに残念です。それにしても、2階席から実況するように、服が素敵だとか、思った以上に肩幅広いとか解説されていたことなんて知らないだろうな~~(笑)

帰宅して確認したら、鋼太郎さんは前作に出演されていたのでした。今回は芝居のなかで、『シェイクスピアが好きな夫婦がいる』というセリフがあり、吉野さんと松永さんがシェイクスピア風の動きで演じたのですよ。あれは鋼太郎さんのためだったのかな~~

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