この舞台、行くか行かないか・・・・とっても悩んだのです。
出演は、村井国夫さん・今井清隆さん・安寿ミラさん・新妻聖子さん・梶原善さん・高田聖子さん・坂元健児さん・風花舞さん。豪華な出演者でしょう~~~。行ってみたい・・・と、興味をもったのですが、主演が藤井隆さんだったのです。
藤井さんが嫌だとか、そんな理由はないのですが、ミュージカルにはどうなのかな?って、ちょっと躊躇。で、友達に相談なんかしたりして・・・・そしたら、藤井さんは悪くないと思うよ~~~って、返事が・・・・・。ならば、取っちゃえ~~~~~と観劇を決めたのです。
全く藤井さんには失礼な話ですよね~~~~~(笑)
結論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大 正 解
すっごく楽しい舞台でした。
スペリング・ビーとは、全米から小・中学生が参加して行われる単語の綴りを競う大会。
だから、藤井さん、新妻さん、梶原さん、高田さん、坂元さん、風花さんは皆、子どもです。最年少は高田さんの7歳ですよ。それだけでも楽しいでしょう。
でもね、全く違和感なかったよ。とっても自然にストーリーに、引き込まれました。それぞれが個性のある役で、実に面白かった。
新妻さんは、辞書だけが友達の孤独でちょっと変わった女の子。その雰囲気が実にリアルで、自然だったのよね。歌がうまいなぁ~~と改めて思ったわ。きれいな歌声でした。
風花さんは、全国大会の出場経験もある、ちょっと気位の高い女の子。こまっしゃくれた感じが、実にうまかった~~~。
この舞台は、客席からも大会の出場者を募ります。ロビーで申込書に記入すると4人選出してくれるの。1幕はほとんど舞台の上で、役者さんたちと共演します。
スペルを競う大会ですから、副校長役の村井さんが問題の単語を言い、子ども達がスペルを発表するわけです。難しい単語がでてくるのよ~~。医学用語みたいな単語もあるし・・・。一人ずつ前に出て、問題を出されるわけだけど、その時にその単語の意味とか、語源とか、例文を聞かせてくださいっていうのは、質問してOKなわけ。
で、客席から選ばれた人も、名前を呼ばれると前に出て、問題を聞き、質問してスペルを答えるんだよ~~~。
私、絶対絶対
出来ない。あんな大舞台に一人で立って、セリフを言うなんて・・・・・声がでないよ~~~~。小心者だから、希望なんてしないけど・・・・でもね、スペル間違えて失格すると皆で歌って、さよならしてくれる。リンゴジュースももらえるんだよ。
おまけに、今井さんは失格して傷ついた子どものケアをするカウンセラーの役だから、肩を抱いてエスコートしてくれたり、熱唱してくれるんだ。これは、ちょっと美味しい~~~と思ったなぁ~~。最後まで残った人には、ハグしてくれるし・・・・。
今井さんはカウンセラーなんだけど、かなりハードな衣装で登場です。サングラスかけて、派手な黒Tシャツにジーンズ。鎖をじゃらじゃら付けていたりする。客席から登場だったから、すぐ横にたったのだけど、おなかがプヨプヨだった。なんとも、くまさんみたいでした(笑)
藤井さん・・・・見直したわ。歌も悪くないじゃない~~~って、思いました。本当に私って、失礼な人よね。本人に言ったわけではないけどさ~~。
終演後、トークショーがありました。最近、多いね。
今日のトークショーは、藤井さんと梶原さんと高田さんの3人。この方達、ミュージカル畑の人ではないでしょう。最初の稽古日に、坂元さんや新妻さんの歌を聴いて、足がすくんだって言ってました。そりゃそうだよね~~~だって、他はミュージカルの常連さん達ばかりだものね。
客席から選ばれた4人は、あらかじめ流れを教えてもらえているみたいです。例えば、シュワルツネッガーの単語で間違えるとかね。ところが、先日その単語を正解してしまった人がいたらしいの。そうなると、段取りが狂うから舞台裏が大騒ぎになるんだって。
「意味や例文を教えてください」って、言うのを、「語源を教えて」と言った人がいて、これもパニックになったらしいよ~~~だって、そんなもの調べてないわけだから・・・・・。村井さんが「それは、ごげんなさい」って言って、その場をしのいだみたい。
面白いよね~~~~~~~~。
どうかな?と思って、チケット取ったけど、当たりだとすっごく嬉しくなるものです。